重賞レース直前情報
■2021年06月15日
第51回東海ダービー(名古屋)

6月15日(火)に名古屋競馬場にて、第51回東海ダービー(3歳・1900メートル・16時20分発走予定)が行われます。出走する12頭のうち10頭は前走で4着以内。5連勝で駿蹄賞を制したトミケンシャイリが人気を集めそうですが、伏兵多数と考えるほうがいいかもしれません。今年の東海ダービーは昨年に続いて無観客。しかし画面越しでも戦いの熱気が届きそうなメンバー構成になっています。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は4勝、2着1回。連対馬はすべて単勝5番人気以内で、昨年は3着に11番人気馬が入ったが、これは例外と考えていいかもしれない。駿蹄賞を制した馬が2着以内を確保。もう1頭の連対馬は、前走が重賞で3から5着、または特別戦で勝利していた。連対馬はすべて2走前が2着以内だったというデータもある。

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    出走馬短評
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モズザベスト 門別の一般戦で勝利を挙げ、愛知移籍後は3勝をマーク。しかし重賞では5戦とも5着以下と、厳しい結果が続いている。

トミケンシャイリ JRAでは2戦とも大敗したが、約4カ月の休養をはさんでの移籍後は5戦5勝。前走の駿蹄賞は1馬身差まで迫られたが、今回も逃げ切りを狙うのみだろう。

オーゴンノキズナ 門別では5戦とも大敗したが、愛知移籍後は3勝を挙げて梅桜賞で2着。ただ、最近3戦は勝ち馬から2秒以上の差で敗れている。

ブンブンマル 新馬戦は3着だったが、それ以降は8戦連続で連対して、重賞を3連勝。前走は2着に敗れたが、本来の差し脚を発揮できれば逆転が狙えそうだ。

スプリングメドウ ここまでの4勝は特別戦、一般戦と各2勝で、重賞では4、3着と健闘しているが、勝ち馬からは差がある結果。今回もどこまで差を詰められるかというところだろう。

ダイセンハッピー 2歳時にJRA認定戦とゴールドウィング賞を制し、新春ペガサスカップは大敗したが、その後は2戦とも善戦。ただ、最近は粘り不足という感はある。

スズノスケ 門別では5戦のうち2戦が惜敗で、愛知では移籍初戦から3連勝して、一般戦や特別戦では3着内率100%。しかし重賞では2回とも差のある敗戦を喫している。

スターインパクト JRA未勝利から愛知に移って3連勝を挙げたが、その後は8戦して1勝のみ。前走は2着だったが、タイプ的に距離延長が歓迎とは言いにくい。

フーククリスタル ライデンリーダー記念を逃げ切ったが、年明け以降は苦戦続き。駿蹄賞では4着に入ったが、それ以上を望むのは厳しいかもしれない。

ティーズダンキー 門別では10戦1勝の成績だったが、愛知では梅桜賞を勝利。東海クイーンカップとのじぎく賞は差す競馬で4着だったが、今回はそれ以上を狙いたいところだ。

そのほか、ユキプロスパー、ヌーベルアヴニールが出走する。

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   レースの狙い
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トミケンシャイリは今回も単騎逃げが見込めそうで、6連勝でのダービー制覇が十分。ブンブンマルは前走2着でも仕掛けひとつで逆転が考えられそうだ。この2頭の一騎打ちが濃厚で、そこに堅実に差を詰めてくるスズノスケが割って入れるかというところ。スプリングメドウは小柄で上積みと距離延長が微妙だが、流れ込みには警戒しておきたい。ティーズダンキーの差し脚にも少々注意。ダイセンハッピーは競らずに先行できれば残り目も。


東海ダービー(SP1)(ホッコータルマエオープンの出走表はこちら

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