重賞レース直前情報 |
6月3日(木)に門別競馬場にて、第58回赤レンガ記念(3歳以上・外回り2000メートル・20時40分発走予定)が行われます。今年はシーズン最初のコスモバルク記念が2週後ろ倒しされたため、このレースも6月実施となりました。出走7頭中6頭が5月3日のコスモバルク記念を使われ、1から5着馬がそろって参戦しています。当時から距離は200メートル延びて2000メートルになりますが、過去6回で4頭が両レースとも制していることを考えると、コスモバルク記念1着クインズサターンを有力と考えるのがよさそう。少頭数だけに買い目を絞って臨みたい一戦といえるでしょう。
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過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は2勝、2着1回。昨年は4→6→5番人気で決まり、過去4回では4番人気が毎年3着以内に健闘している。その年のコスモバルク記念1、2着馬のうち最低どちらかは連対。18年はコスモバルク記念1、2着馬がここでも1、2着だったが、その年を除けばコスモバルク記念に不出走だった馬が1頭だけ3着以内に入っている。2走前が他地区のダートグレードだった馬が4年連続で連対しているデータもある。
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出走馬短評
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ステージインパクト 前走のコスモバルク記念は4着だったが、距離が延びる2000メートルでは17年の道営記念、そして昨年のこのレースを制覇。年齢的な上積みは少ないが、得意の距離で前進がありそうだ。
リンノレジェンド 3歳だった一昨年は重賞3連勝で道営記念を勝利した実績馬。前走のコスモバルク記念は直線一旦先頭から粘れず5着だったが、さらに体重を減らし、素軽さが出れば巻き返しが期待できる。
テーオーフォース JRAではダートで4勝したオープン馬。転入初戦のコスモバルク記念では好位3番手からしぶとく伸びて2着とメドの立つ走り。過去最高体重だった前走から絞れればチャンスは見込める。
クインズサターン JRAで5勝しダートグレードでも好走歴がある実力馬で、昨年8月の転入初戦から4連勝で道営記念を制覇。前走のコスモバルク記念は直線外から鋭く伸びて2着に2馬身半差での勝利で当地5戦5勝。前走のほぼ再戦なら死角は少ない。
グランシュマン 南関東で5勝を挙げ、転入初戦のA1下では先団から離れた6番手から差を詰めて3着と好走。近親にダートGI馬タイムパラドックスいる血統は魅力だが、今回の相手は強力だ。
クラキングス 昨季終盤2戦や今季開幕からの2戦ではレース最速の上がりですべて馬券圏内を確保。だが、コスモバルク記念3着など一線級相手では勝ちきれない面があり、展開待ちの面は否めない。
そのほかに、ハーリーバーリーが出走する。
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レースの狙い
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クインズサターンは地元で重賞2連勝中。圧勝だった道営記念と同じ距離で、ほぼ勝負づけが済んだメンバー構成ならまず勝ち負け。転入初戦のコスモバルク記念が2着だったテーオーフォースは、勝ち馬と同重量は不利だが、2着争いなら主役級。2000メートルが得意なステージインパクト、スムーズに運べればリンノレジェンドも上位争いが期待できる。
※ホッカイドウ競馬のダートグレード競走は、市中銀行会員のみ投票できます。
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