重賞レース直前情報
■2021年12月06日
第20回トウケイニセイ記念(水沢)

12月6日(月)に水沢競馬場にて、第20回トウケイニセイ記念(3歳以上・1600メートル・15時50分発走予定)が行われます。これまではシーズン最後の重賞として年明けに実施されていましたが、今年は以前の白嶺賞の時期。白嶺賞と同様で、この距離が向く馬と、大晦日の桐花賞も目指せそうな馬が混在するメンバー構成になっています。現在の水沢は水分を含んだ難しい馬場。高配当が出る可能性はありそうです。

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    過去の傾向
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白嶺賞の過去5回の結果をみていく(2020年と16年は降雪のため中止)。単勝1番人気は2勝、3着2回。3着内馬の内訳は、1から2番人気が1頭、3から4番人気が1頭、5から8番人気が1頭となっているのが特徴的だ。連対馬はすべて、2走前までに3着以内があった。通算勝利数が2ケタの馬が1頭だけ連対しているデータもある。

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    出走馬短評
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ツクバクロオー JRAのダートで3勝を挙げたが、準オープンでは大敗続き。その後は高知で福永洋一記念を含む6勝を挙げた実績ならば、転入初戦から注目できそうだ。

サンエイムサシ 岩手デビューで3歳シーズンまで4勝し、その後は大井で2勝を挙げたが昨春以降は大敗続き。岩手に戻った5走前以降は好走しているが、今回の相手は強力だ。

ヒガシウィルウィン 実績は断然で、水沢でも今春のシアンモア記念を勝利。今回は休み明けと不良馬場が課題だが、先行策から押し切る可能性は十分にある。

プロヴィデンス JRAのダート1400メートルで3勝し、準オープンでは5戦とも大敗したが、岩手移籍後は2戦とも2着。ただ、過去の連対がすべて左回りという点は気にかかる。

アーバンキッド JRAの芝で3勝、障害で1勝を挙げ、岩手移籍後は盛岡の芝で3戦とも連対。初ダートの前走は3着で、ここでも好走する可能性は秘めていそうだ。

ユノートルベル 兵庫と笠松、名古屋で大崩れが少ない成績で、岩手移籍後も善戦傾向を継続。2500メートルの前走は度外視可能で、初の水沢でも善戦以上が狙えるだろう。

グランメガスマイル 3歳春までに大井で2勝を挙げ、岩手移籍初戦のやまびこ賞で2着。岩手では未勝利でも常に善戦している成績からは、今回も押さえる必要があるだろう。

ツーエムマイスター JRAのダートで3勝、芝で2勝して、岩手では3勝が芝で、1勝は不良の盛岡ダート。水沢での実績はなくても、不良馬場がハマる可能性は考えられる。

タイセイブラスト JRAのダート中距離で1勝、南関東で6勝し、岩手では22戦11勝と好成績。最近2戦は大敗しているが、この距離に戻って巻き返す可能性は十分にある。

そのほか、グランフォロミー、マスターコードが出走する。

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   レースの狙い
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混戦の顔ぶれなら、高知からの移籍初戦となるツクバクロオーがいきなりから通用しそう。ヒガシウィルウィンは地力的に断然だが、不良馬場を苦にする可能性を考慮して対抗にとどめる。善戦傾向があるユノートルベルにもマークが必要。タイセイブラストは2戦連続で8着と成績が一気に下降したが、この条件なら見直す必要があるだろう。相手なりに動けるグランメガスマイル、外枠でも先手が取れそうなツーエムマイスターを連下の穴として挙げておく。


トウケイニセイ記念(M2)オープンの出走表はこちら

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