重賞レース直前情報
■2021年12月14日
第20回寒菊賞(水沢)

12月14日(火)に水沢競馬場にて、第20回寒菊賞(2歳・1600メートル・15時50分発走予定)が行われます。冬休みに入る前の最終日には同じ距離で金杯が組まれていますから、シーズンの最後に重賞連勝を狙いたいと考えている陣営も多いことでしょう。その一戦に挑むのは12頭で、そのうち10頭が前走で5着以内。その近況と各馬の力量の比較がカギですが、雪の影響で水分を多く含む馬場状態であることも考慮する必要があるでしょう。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は4勝しているが、2着と3着はなし。ただし、1番人気が勝てなかった3年前は、3→2→4番人気の順。3着内馬15頭のうち13頭は単勝3番人気以内で、残る2頭は19年の3着馬(7番人気)と18年の3着馬(4番人気)だけとなっている。連対馬はすべて、3走前までに重賞で5着以内、またはJRA認定戦で勝利。このレースまでに7戦以上していた馬が1頭だけ連対しているデータもある。

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    出走馬短評
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クロールキック 唯一の勝利は北海道の一般戦だが、北海道のJRA認定戦で2着3回、前走の南部駒賞で2着の実績は上位。今回は移籍初戦となるが、引き続き注目が必要だ。

ザワロイン ここまで8戦1勝でも、すべて5着以内と善戦傾向がある成績。しかし最近2戦は差のある5着で、今回は水沢2走目と中枠で前進できるかというところだろう。

カンパニョーラ 芝の新馬戦を勝ち、続くJRA認定戦はクビ差で惜敗。初ダートの前走も後方から追い上げて2着と、持ち味の差し脚を見せている。

サンエイブレーヴ 若駒賞と知床賞で3着に入り、前走は好位追走から差し切り勝ち。その内容なら水沢適性が高いとみてよさそうで、ここでも首位争いが狙えるだろう。

グランカレラ 北海道では9戦とも差のある敗戦を喫したが、岩手では盛岡のダートで2戦2勝。今回はコース替わりが課題になるが、再度の好走には注意すべきかもしれない。

リュウノガルシア ここまで10戦してダート戦ではすべて3着以内で、唯一の4着は芝での僅差負けと安定。前走は最後の直線で差し切られたが、地力的には上位だろう。

カクテルライト 北海道の新馬戦を圧勝したが、その後は3戦連続で最下位。岩手移籍後はビギナーズカップと若駒賞を制したが、最近2戦は差のある4着と粘れていない。

エイシンクリーオス 北海道の一般戦で勝利を挙げ、岩手では重賞では3回とも大敗したが、一般戦では3回とも3着以内。その成績と差す脚質では強調しにくい感がある。

そのほか、グリーンジェイド、フェルゼンハント、クリアウェーブ、ネオネオモッズが出走する。

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   レースの狙い
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リュウノガルシアは好位から堅実に差を詰めてくるタイプで、今回も主軸視してよさそう。クロールキックは南部駒賞2着の実績ならば、移籍初戦から注目できるだろう。サンエイブレーヴは前走快勝の差し脚を再現できれば連勝が視野に入りそう。前走でまくり脚を見せたカンパニョーラも押さえたい。カクテルライトは競らずに逃げられれば残り目も。先行力があるザワロインを連下の穴として挙げておきたい。


寒菊賞(M3)2歳の出走表はこちら

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