重賞レース直前情報
■2021年12月30日
第25回ライデンリーダー記念(笠松)

12月30日(木)に笠松競馬場にて、第25回ライデンリーダー記念(2歳・1400メートル・15時50分発走予定)が行われます。2歳牝馬限定のマイル戦として実施されてきた重賞は、20年から牡馬も出走可能になって、距離も1400メートルに変更。そして出走可能頭数が12頭に拡張されました。今年の出走馬は牡馬が3頭で牝馬が9頭。金沢から参戦の牝馬2頭も含めて、上位拮抗の顔ぶれとなっています。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(19年より前は牝馬限定で1600メートル)。単勝1番人気は3勝しているが、2着と3着はなし。1から3番人気馬のうち2頭が3着以内に入っている。このレースまでに6から8戦していた馬が1頭だけ連対しているのが特徴的。前走がジュニアキングだった馬が1頭以上連対しているデータもある。レースの条件が変更された20年は、3→2→9番人気の順。3着内馬はいずれも2走前までに勝利を挙げていた。

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    出走馬短評
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パステルモグモグ 通算5戦2勝でも堅実に差を詰める傾向はあるようで、前走は向正面から一気に上昇して押し切り勝ち。今回も前崩れの流れになれば面白い。

ボルドーアドゥール 北海道では大敗多数の成績だったが、笠松移籍後は2戦2勝。小柄だけに馬場が大量に水を含むと微妙だが、軽い馬場ならスピードがいかせる。

シャローナ 北海道で6戦して一般戦で勝利を挙げ、そのほかの5戦も4着以内。笠松でも4戦とも3着か4着に入っているが、勝ち馬との差が大きい点は気にかかる。

ドミニク 笠松が再開して最初の新馬戦を快勝し、その後は準重賞と重賞で善戦して、前走はゴールドウィング賞を制覇。今回も好位からの差し切りには要警戒だ。

エムティアンジェ 金沢からの遠征馬。北海道では6戦1勝だったが、金沢移籍後は重賞3勝。ラブミーチャン記念も完勝した実力なら、ここでも注目していいだろう。

ボサノヴァ 金沢からの遠征馬。北海道でJRA認定戦を勝ち、金沢では重賞1勝を含む5戦5連対。逃げ一手だけに展開が課題だが、粘り込む可能性は十分にある。

アマクミナイデヨ 北海道で新馬戦と2戦目を勝ち、続くフルールカップでも3着に善戦。愛知初戦の前走を圧勝したスピードには、今回も注目できるだろう。

ミトノオオイ 北海道ではJRA認定戦で4戦とも善戦し、愛知移籍後は8戦4勝。最近2戦は1600メートルでいまひとつだったが、初の笠松でも1400メートルならば見直せる。

アップテンペスト 5月に水沢でデビューするも善戦止まりで、盛岡に移って以降が7戦5勝。今回は愛知に移籍しての初戦となるが、スピード的には侮れない。

そのほか、ヒカルノビビッド、タニノタビト、ナンジャモンジャが出走する。

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   レースの狙い
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エムティアンジェは今回の距離でも対応できそうで、ラブミーチャン記念を差し切った実績を評価。堅実に差を詰めてくるドミニクを相手筆頭に指名。移籍初戦の前走を圧勝したアマクミナイデヨにも要警戒だ。ボルドーアドゥールは今回も好位差しの形が取れれば上位争いに加わりそう。ミトノオオイは距離短縮の舞台で見直す余地があるだろう。アップテンペストは転入初戦で展開面も課題だが、大外枠から先行策が取れれば残り目も。


ライデンリーダー記念(SP1)2歳・オープンの出走表はこちら

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