重賞レース直前情報
■2021年12月31日
第46回桐花賞(水沢)

12月31日(金)に水沢競馬場にて、第46回桐花賞(3歳以上・2000メートル・15時50分発走予定)が行われます。当日は2017年と20年の優勝馬エンパイアペガサスの引退式がある予定。気象状況が気になるところですが、今年最後の開催日が無事に終わることを願いたいものです。古馬による今年最後の重賞には12頭が出走。そのなかから世代交代を印象付ける存在が出てくるのか、その点も注目したい一戦です。

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    過去の傾向
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実施されなかった2018年を除く、過去5回の結果をみていく。1番人気は2勝、2着3回。連対馬はすべて3番人気以内で、3着内馬もすべて4番人気以内と、順当に収まる傾向がある。2走前までに2000メートル以上のレースに出走していた馬が1頭以上連対。3着内馬はすべて、牡馬またはセン馬となっている。11月に1600から1800メートルで勝利した馬が1頭だけ連対しているのが面白い。

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    出走馬短評
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ヒガシウィルウィン 過去の実績は断然で、今年も重賞3勝と実力を披露。水沢の2000メートルでは2戦とも2着だが、一條記念みちのく大賞典ではハナ差だった。

ツクバクロオー 20年の大晦日は高知県知事賞に出走して、スペルマロンの2着。岩手初戦の前走がトウケイニセイ記念での3着なら、ここでも注目可能だろう。

ヤマショウブラック 重賞実績はあるものの、最近はひと押し不足という成績。北上川大賞典でも差のある結果では、ここでの一変は考えにくい。

エンパイアペガサス 水沢の2000メートルでは3着内率100%で、今年も一條記念みちのく大賞典と北上川大賞典を勝利。ラストランに向けて、しっかりと仕上げているだろう。

レールガン 通算5勝でも大崩れが少ない成績で、相手なりに走れる傾向。北上川大賞典は勝ち馬から大差の2着だったが、ここでも連下の候補としてなら考えられる。

ゴールデンヒーラー ここまで連対を外したのは、2歳時の芝と東北優駿の4着、前走のクイーン賞JpnIIIだけ。今回の相手は強力だが、地力的に侮れない感がある。

アーバンキッド 3歳春にJRAの重賞で善戦し、芝中距離で3勝、障害で1勝。岩手のダートでは2戦とも善戦までだが、今回の距離はプラスだろう。

そのほか、アドマイヤメテオ、ナイトメア、エムワンハルコ、エムワンピーコ、アドマイヤコメットが出走する。

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   レースの狙い
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エンパイアペガサスは水沢の2000メートルでの安定感が魅力で、ラストランを勝利で飾る可能性が高そう。ヒガシウィルウィンは距離がカギだが今回の顔ぶれなら崩れることはないだろう。ツクバクロオーは岩手2戦目の上積みと距離延長なら上位食い込みが十分。アーバンキッドはダート3戦目と距離延長がプラス材料。善戦傾向があるレールガンを3連勝式の候補として挙げておく。


桐花賞(M1)(オルフェーヴル賞)オープンの出走表はこちら

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