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第50回園田ジュニアカップ（園田）

12月31日（金）に園田競馬場にて、第50回園田ジュニアカップ（2歳・1700メートル・16時15分発走予定）が行われます。20年から1着賞金が1000万円に増加した兵庫所属の2歳王者決定戦は、今年は2着以下の賞金額が増加。今年も12頭が白熱の戦いを見せることは間違いないでしょう。年末の園田は気温が低く、雪の予報も出ていますから、各馬のコンディションと馬場状態に注意しつつ臨みたい一戦です。

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 　　 過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は4勝しているが、2着と3着はなし。3から5番人気馬が1頭だけ連対しているのが特徴的だ。2から4走前に重賞以外のJRA認定戦を勝利していた馬が1頭以上連対。8番より外から発走した馬が3着以内に1頭だけ入っているデータもある。1着はすべて牡馬で、牝馬は2着2回、3着1回となっている。

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 　　 出走馬短評
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カヌレドボルドー　通算12戦で未勝利だが、善戦傾向がある点は不気味。距離延長でも流れに乗れるようなら、3連勝式の候補として一考できる。

ピロコギガマックス　デビューから6戦連続連対で、兵庫若駒賞もクビ差2着。距離延長の前走は見せ場なく大敗したが、それだけで見限るのは早計かもしれない。

ダイヤモンドダスト　7月の新馬戦から連勝したが、その後は苦戦。それでも2走前にJRA認定戦を勝ったが、今の砂が深い馬場は合わないのかもしれない。

ラッキーライズ　唯一の勝利は一般戦で、重賞とJRA認定戦では善戦まで。堅実に差を詰める脚は持っているが、ここではよほどの前崩れにならないと厳しいだろう。

ベルレフォーン　10月の新馬戦を差し切って、続くJRA認定戦は逃げた馬に届かず2着。今回は相手が強化されるが、仕掛けひとつで善戦以上が考えられる。

アンサン　6月の新馬戦を圧勝して、休養後はJRA認定戦を勝利。園田プリンセスカップは3着でも地元所属で最先着なら、ここでも警戒する必要があるだろう。

フセノコーラル　8月の新馬戦を圧勝し、続くJRA認定戦は2戦連続で2着。しかしそれ以降は3戦連続で大敗という成績では、状態面に疑問符がつく。

ホクザンゴールド　4戦目の前走で初勝利という実績は劣勢だが、徐々に馬体が増えているのは好印象。母は園田でJRA認定戦を3勝と、早い時期から活躍していた。

ガリバーストーム　7月の新馬戦を大差で制し、兵庫若駒賞を含む4連勝を達成。前走は1700メートルのJRA認定戦を完勝した内容なら、今回も首位争いが必至だろう。

そのほか、ハルソロン、ドームサウナ、ワイドオープンが出走する。

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  　レースの狙い
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ガリバーストームは力量的に断然で、この馬で重賞初勝利を決めた廣瀬航騎手の手綱に期待。堅実に差を詰めてくるアンサンを相手筆頭に指名する。ピロコギガマックスは前走で大敗を喫したが、距離2度目で巻き返す可能性に警戒しておく。ベルレフォーンは時計的に微妙だが、再度の流れ込みには注意が必要。ホクザンゴールドは相手強化と距離がカギだが、連下の候補として一考しておく。未勝利馬でも善戦傾向があるカヌレドボルドーが3連勝式の穴。

園田ジュニアカップ重賞１２歳登録馬の出走表はこちら

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