重賞レース直前情報
■2022年01月03日
第15回天馬賞(帯広)

1月3日(月)にばんえい帯広競馬場にて、第15回天馬賞(5歳・18時25分発走予定)が行われます。年明け第2弾のばんえい重賞は、4歳シーズン三冠の最終戦。1つ上の世代はメムロボブサップがこのレースで断然人気にこたえ三冠を達成しましたが、今年は2、3歳時に活躍したキョウエイリュウ、銀河賞を制したヤマトタイコーほかチャンスが見込める馬が何頭もいる混戦。そのぶん予想のしがいがありそうです。

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    過去の傾向
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過去5年の結果からデータをみていく。単勝1番人気は3勝、2着1回。唯一、馬券圏外だった19年も2から4番人気の3頭で決着しており、1から3番人気のうち2頭は3着以内に入っている。ドリームエイジカップに出走していた馬が最低1頭は馬券絡み。3着以内馬15頭中13頭は銀河賞に出走しており、2着以内だった馬が4勝、2着3回、3着1回の好成績を収めている。なお連対馬10頭中9頭の前走がオープン(混合戦含む)か選抜戦で定量戦らしく上級馬が活躍している。

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    出走馬短評
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コマサンダイヤ イレネー記念、ばんえい大賞典を勝利と早い時期に活躍。その後はやや頭打ちだったが、4歳9月の銀河賞では単勝最低人気で2着と復活。イレネー記念と同じ定量だけに力さえ発揮できれば勝負になる。

カイセドクター イレネー記念、ばんえいダービーと定量の重賞をともに3着の実力馬。重賞で大敗を喫したのはトップハンデだった銀河賞のみで、ドリームエイジカップではキョウエイリュウに先着。定量戦ならチャンスは十分ある。

キョウエイリュウ イレネー記念は障害で転倒し競走中止だったが、2歳、3歳の各二冠を勝利。4歳の二冠はともに厳しいハンデを課され7、6着も、定量戦なら当然見直せる。

ヤマトタイコー 初の重賞挑戦が3歳11月のばんえい菊花賞で、ばんえいダービーではセン馬の10キロ減があったとはいえキョウエイリュウから1秒3差の2着に健闘。銀河賞で重賞初制覇を果たしているが、ここは、真価を問われそうだ。

フォルテシモ 牡馬相手で初の重賞だった銀河賞でいきなり3着に健闘すると、クインカップでも3着と地力強化。しかし牡馬相手で定量のここは力試しの場となる。

ニセコヒカル イレネー記念は繰り上げ出走もあって8着だったが、ばんえいオークス2着、クインカップ1着と牝馬では実績上位。同世代の牡馬一線級との対戦は久々で、そのぶん不気味さはあるが、善戦以上は見込みにくい。

ゴールドハンター 3歳時のはまなす賞、柏林賞の重賞2勝。ただ4歳のはまなす賞は障害で苦戦し8着、銀河賞は差し届かず4着と展開に左右されやすい面はある。

そのほか、トワトラナノココロ、ギンジ、アバシリルビーが出走する。

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   レースの狙い
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キョウエイリュウは定量戦のばんえいダービーを含む重賞4勝の実績は上位。ハンデに泣かされた感があるここまでの4歳重賞の借りを返したい。ヤマトタイコーはハンデ差がつかないここでも結果を出せれば本物。定量の重賞で2戦とも3着のカイセドクターも侮れない。イレネー記念勝ちがあり復調ムードのコマサンダイヤや、重量増は微妙もゴールドハンターの一発にも警戒したい。


天馬賞(BG1)5歳オープン定量の出走表はこちら

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