重賞レース直前情報
■2022年01月20日
第23回兵庫クイーンセレクション(姫路)

1月20日(木)に姫路競馬場にて、第23回兵庫クイーンセレクション(3歳牝馬・1400メートル・15時55分発走予定)が行われます。西日本地区の交流競走ではありますが、今年の出走馬はすべて兵庫所属。出走馬の臨戦過程はそれぞれですが、姫路競馬場が合いそうなタイプを見逃さないようにして予想したいところ。傾向としては、早めに仕掛けることができて、差し脚を長く使えるタイプが“姫路向き”の要素のひとつとして挙げられます。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(21年のみ姫路で、それ以前は園田で実施)。単勝1番人気は1勝、2着2回。20年は1→2→3番人気の順だったが、それ以外の年は6から9番人気馬が3着に1頭だけ入っていた。連対馬はすべて通算2勝以上で、通算3勝の馬が1から2頭連対。4走前までにJRA認定戦を勝利していた馬が1から2頭連対している。また、連対馬の前走はすべて、重賞または重賞以外で2着以内となっている。

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    出走馬短評
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ダイヤモンドダスト ここまで挙げた3勝は逃げ切りか好位差しで、スタートが最大の課題。それでも堅実に差を詰める面があるだけに、姫路コースが合う可能性が十分にある。

ニフティスマイル 11月の新馬戦を勝ち、続くJRA認定戦は早め先頭で粘れず2着。それでも素質的には上位といえそうで、コース替わりでもマークが必要だ。

ピロコギガマックス JRA認定戦を勝ち、兵庫若駒賞でクビ差2着に健闘した実績は上位。インコースで折り合った前走も好内容で、あとは輸送がどうかだけだろう。

アンサン 兵庫若駒賞では逃げて6着に敗れたが、それ以外の6戦はすべて3着以内。今回も好位差しの形が狙えそうで、馬と騎手、厩舎の初重賞制覇が期待できる。

ニネンビーグミ 6月の新馬戦を逃げ切って、約4カ月半ぶりの実戦復帰以降はJRA認定戦で1勝、2着2回と堅実。小柄だけに輸送競馬は心配だが、スピード的には上位だろう。

サラヘレン 北海道で9戦して、一般戦で勝利。北海道では底力に欠ける感があったが、兵庫移籍初戦の前走を逃げ切った内容からは、小回りコースへの適性があるようだ。

データアナリシス 12月下旬の新馬戦は6頭立てでの逃げ切りで、時計面も上々。今回は一気の相手強化でどうかだが、素質的に見どころがありそうだ。

キクノメイストーム 過去の3勝はすべて逃げ切りで、今回も先手が取れるかどうかが課題。それだけに姫路をよく知る川原正一騎手の手綱は頼もしい。

ラッキーライズ 3戦目の初勝利は逃げ切りだったが、それ以降の5戦は出負けして後方から差を詰めるも届かずという内容。しかし姫路ならば一発の可能性が出てきそうだ。

そのほか、セトノダイヤモンド、イナリ、フセノコーラルが出走する。

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   レースの狙い
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上位拮抗の顔ぶれになったが、成績的に安定しているアンサンが最有力。ダイヤモンドダストは脚質的に姫路コースが合うとみて相手筆頭に指名する。堅実に差を詰めてくるピロコギガマックスにもチャンスがありそう。ニネンビーグミは競らずに先行できるようなら残り目が考えられそうだ。データアナリシスは1戦1勝だけに相手強化でどうかだが、素質的に一考可能。まくり脚があるラッキーライズを3連勝式の候補として挙げておきたい。


兵庫クイーンセレクション重賞23歳牝馬登録馬の出走表はこちら

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