重賞レース直前情報
■2022年01月02日
第44回帯広記念(帯広)

1月2日(日)にばんえい帯広競馬場にて、第44回帯広記念(4歳以上・16時40分発走予定)が行われます。国内の競馬で2022年最初の重賞は帯広200メートルが舞台。基礎重量1トンのばんえい記念に次ぐ高重量を課される一戦は10頭立てですが、メムロボブサップ、アオノブラックら明け6歳の3頭とマルミゴウカイにとっては未知の重量となります。21年の2、3着馬も出走しており、大一番を前にした新旧対決にも注目です。

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    過去の傾向
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過去5年の結果からデータをみていく。単勝1番人気は2勝、2、3着各1回。5から7番人気が3頭以内に1から2頭入っている。負担重量が910か920キロの馬が1着で、勝ち馬から10から30キロ軽い馬が2着。今年はメムロボブサップが930キロだが、19年にはコウシュハウンカイが5着に敗れている。3着以内馬15頭中13頭は前年のドリームエイジカップに出走。前年の北見記念4着以内馬が好成績だが、1着馬がここも勝ったのは18年のみで同レースからの巻き返しがよくある。

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    出走馬短評
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アアモンドグンシン 今季は障害での競走中止が2度あるものの、北見記念など3つの重賞で3着を確保と実力上位。ただ10着だったドリームエイジカップと同じ端のコースに入ったのは気になる。

アオノブラック 北見記念ではメジロゴーリキとの一騎打ちを制し、5月のばんえい十勝オッズパーク杯以来となる復活の勝利。初となる900キロ超の負担重量さえこなせば勝ち負けになる。

メムロボブサップ 9つ目のタイトルとなったばんえいグランプリが初の古馬重賞制覇。今季はその他の重賞でもすべて3着以内だが、今回が初の900キロ超ながらトップハンデ930キロ。勝つには展開利が必要かもしれない。

シンザンボーイ 今季は8月が初戦で、岩見沢記念は大敗したものの、ドリームエイジカップでは30キロ差あったとはいえメムロボブサップを交わして勝利。ハンデ差を考えればここも浮上の余地がある。

メジロゴーリキ 岩見沢記念1着、北見記念2着と、負担重量が増える秋以降の重賞で好走。このレースも21年は僅差2着で今年もチャンスは十分だ。

キタノユウジロウ 6月の北斗賞を逃げ切って古馬重賞初制覇。その後は大敗も多かったが、岩見沢記念ではコンマ2秒差の2着。北見記念は障害で苦戦し競走中止だったが、時間をかけてどこまで立て直されているかだろう。

マルミゴウカイ 今季は初戦から5戦連続で連対と順調なシーズン入りだったが、夏以降は障害で苦戦の連続。過去5回で出走取消、競走除外が計2度あるように脚元に不安があるのかもしれない。

そのほか、カンシャノココロ、コマサンブラック、ゴールデンフウジンが出走する。

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   レースの狙い
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メジロゴーリキは北見記念で2年連続連対、21年の北見記念2着など900キロ前後の重量に適性がある。実績のわりに910キロは恵まれた。アオノブラックとメムロボブサップは試練の5歳シーズンながらともに重賞を勝ち存在感をアピール。初の900キロ台の重量だが今後への期待も込めて上位評価に。久々に重賞を勝ったシンザンボーイや、昨季はこのレース3着からばんえい記念2着のキタノユウジロウも力通りなら侮れない。


帯広記念(BG1)4歳以上オープン別定の出走表はこちら

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