重賞レース直前情報
■2022年01月23日
第63回花吹雪賞(佐賀)

1月23日(日)に佐賀競馬場にて、第63回花吹雪賞(3歳牝馬・1800メートル・18時15分発走予定)が行われます。四国・九州地区交流という条件の重賞ですが、高知所属馬が参戦するのは2017年以来5年ぶり。対する佐賀所属馬も成績的に見どころがある馬が多い顔ぶれになりました。佐賀所属のうちの6頭は、前走が1800メートルの佐賀若駒賞。その距離経験がいきるのか、高知所属馬の実力が上回るのか、要注目の一戦です。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は4勝しているが、2着と3着はなし。17年と18年は7番人気が連対したが、それ以外の3年は4番人気までが3着以内を独占した。勝ち馬はすべて、前走が2着以内。連対馬10頭のうち8頭は前走が1750メートル以上で、うち1頭は高知からの遠征馬(17年2着)だった。3走前までに3着がある馬が1頭だけ連対しているのが特徴的だ。

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    出走馬短評
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ストロングウルフ 佐賀若駒賞は好位でレースを進めたが、ペースが上昇すると置かれるかたち。今回も距離が課題の感はあるが、差しに徹するようなら巻き返しがある。

アンティキティラ 高知からの遠征馬。北海道でJRA認定戦での2勝を含む3勝を挙げ、高知で古馬C級戦を連勝。今回は距離が課題だが、素質で突破する可能性は十分にある。

サンカハラ 初勝利まで5戦を要したが、それ以降の成績は良好で、2走前にJRA認定戦を圧勝。佐賀若駒賞は2着だったが、主導権を取って粘った内容は評価できる。

サンヨースマイル 2走前の天山特別は好位から差を詰められず、佐賀若駒賞は2周目の向正面で失速。その成績では、距離にカベがあると考えざるをえない。

ザビッグレディー 7月の新馬戦を勝利した後は善戦止まりで、佐賀若駒賞が久しぶりの勝利。展開とコース取りがハマったが、今回もその再現ができれば侮れない。

ムーンオブザクイン 佐賀若駒賞は好位から伸びきれず4着に敗れたが、過去9戦がすべて4着以内という成績には評価が必要。ただ、今回も距離が課題になりそうだ。

マオノウイッシュ 高知からの遠征馬。ここまで1300メートルで2勝して、重賞では2回とも3着に善戦。堅実に差を詰めてくるタイプだけに、距離延長はプラス材料になるだろう。

モーモーグリーン 佐賀若駒賞はマイペースの逃げで3着に粘ったが、それ以前は苦戦続き。今回も先手は取れそうだが、前走の再現までは厳しいかもしれない。

ブルーデイジー 新馬戦を勝ち、JRA認定戦を制したが、重賞では善戦まで。過去の内容からも距離延長が歓迎になるとは考えにくい。

そのほか、ハイスペック、クライストロン、ハナトップが出走する。

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   レースの狙い
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アンティキティラは実績的に断然で、長距離輸送は課題でも中心視してよさそう。サンカハラは前走2着も内容的には良好で、引き続き首位争いが狙えそうだ。マオノウイッシュはスタートひと息でも差し脚堅実で、距離延長も含めてチャンスあり。ストロングウルフは前走大敗も、差し脚をいかすかたちなら上位食い込みが考えられる。ザビッグレディーは今回も仕掛けが決まれば上位まで。ムーンオブザクインは距離微妙も好位で競らずに行ければ残り目も。


花吹雪賞3歳牝馬オープンの出走表はこちら

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