重賞レース直前情報
■2022年12月05日
第21回トウケイニセイ記念(水沢)

12月5日(月)に水沢競馬場にて、第21回トウケイニセイ記念(3歳以上・1600メートル・15時50分発走予定)が行われます。以前は年明けに実施されていましたが、2021年から12月初旬に移動。今シーズンのマイル重賞戦線の最終戦であると同時に、ここから大みそかの桐花賞に向かうこともできる日程になっています。今年の出走馬は10頭。近走成績が良好という馬が多い、混戦模様のメンバー構成になっています。

------------------------------
   過去の傾向
------------------------------
2021年の同レースと、19年以前の白嶺賞(水沢1600メートル)の過去4回から結果をみていく(20年と16年は降雪で開催中止)。1番人気は3勝、3着1回。3着内馬の内訳は、1から4番人気馬のうち2頭と、5から7番人気馬の1頭となっている。前走が2着以内だった馬が1頭だけ連対。2から3走前が古馬ダート重賞だった馬も1頭だけ連対している。連対馬はすべて牡馬で、牝馬は3着に1頭となっている。

------------------------------
   出走馬短評
------------------------------
マイネルアストリア 最近2戦は差のある敗戦を喫しているが、岩手に移籍した今年、赤松杯とあすなろ賞を勝った実績は上位。コース替わりでの変わり身に要警戒だ。

アップテンペスト 2歳時に盛岡で5勝を挙げ、名古屋で重賞を2勝して岩手に戻り、8月のやまびこ賞を勝利。前走は逃げて大敗を喫したが、競らずに行ければ残り目が狙える。

ヴォウジラール JRAの芝1800メートルで2勝、ダート2100メートルで1勝し、21年は低迷したが今年の秋から岩手に移って徐々に上昇。ただ、今回は距離短縮となる点が課題になる。

セイヴァリアント JRAのダートで2勝を挙げ、2勝クラスでも善戦。その後は大井で1勝し、岩手では7戦3勝、2着3回という好成績なら、水沢が舞台でも注目できる。

グランコージー 盛岡でデビューから4連勝し、水沢でも寒菊賞とダイヤモンドカップを勝利。今年はシアンモア記念で2着と、マイル戦なら今回も首位争いが狙えそうだ。

リリーモントルー JRAの2勝クラスで苦戦したが、岩手移籍後は19戦14連対で、3着を外したのは芝とマイルチャンピオンシップ南部杯JpnIと2走前だけ。水沢では連対率100%と好成績を挙げている。

クロールキック 北海道の2歳一般戦を勝ち、その後に水沢の寒菊賞を制覇。前走も水沢のスプリングカップを制したが、長期休養明けで初の古馬相手では試金石とみるのが妥当だろう。

ノーブルサターン JRAのダート中距離で4勝を挙げ、大井移籍後は名古屋の梅見月杯を勝利。今回は岩手初戦で地力的に上位だが、出遅れるクセがある点は課題になる。

リーピングリーズン JRA未勝利から盛岡で2勝して、JRAに戻ってダート中距離で2勝。4走前から岩手所属で芝のオープンを制したが、タイプ的に水沢は微妙かもしれない。

カミノコ JRAのダート短距離で3勝し、岩手では盛岡のダート1200メートルで3勝。1600メートルでは2着1回があるものの、距離延長が歓迎材料とは言いにくい。

------------------------------
 レースの狙い
------------------------------
上位拮抗で混戦だが、マイル戦で安定しているグランコージーに期待。水沢で7戦7連対のリリーモントルーが強敵だ。セイヴァリアントは近走成績が良好で、ここでも首位争いに加わりそう。ヴォウジラールは初コースがカギだが早めの仕掛けなら善戦以上が可能だろう。ノーブルサターンはスタートが課題だが、まくり脚を発揮できれば一発も。


トウケイニセイ記念(M2)オープンの出走表はこちら

赤見千尋の予想にのる

齊藤修の予想にのる

テシオブログの予想にのる
 
 初心者にオススメ!AI予想
[9]ページ先頭へ
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。