重賞レース直前情報
■2022年12月13日
第21回寒菊賞(水沢)

12月13日(火)に水沢競馬場にて、第21回寒菊賞(2歳・1600メートル・15時50分発走予定)が行われます。今年の出走馬は9頭ですが、そのうち7頭が通算1勝以下となっているのが例年と大きく違うところ。北海道から移ってきた馬も少なく、2歳馬の動向に変化が出ているということかもしれません。そのためか、今年はかなりの混戦模様。堅くおさまる傾向がある重賞ですが、波乱含みで考えるほうがいいかもしれません。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気が4勝しているが、2着と3着はなし。連対馬はすべて単勝3番人気以内で、3着馬も5頭のうち3頭が2から3番人気だった(残る2頭は4番人気と7番人気)。知床賞で5着以内に入っていた馬が1頭だけ連対。今年は該当馬がいないが、2走前が北海道所属だった馬が1頭だけ連対している点も特徴的だ。通算2勝以上の馬が1から2頭連対している。

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    出走馬短評
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レジーナ 盛岡の芝1600メートルで1勝し、JRA認定戦で僅差2着。しかし過去の戦績的にダート適性には疑問符が残るところで、コース替わりでも一変までは微妙だろう。

ペルトラン 6月のデビューから善戦止まりだったが、4走前に芝1600メートルのJRA認定戦で初勝利。スタートで遅れるタイプだけに、今回も仕掛け次第になりそうだ。

マツリダワールド 9月に芝1000メートルの新馬戦を勝ち、続くJRA認定戦は大敗したが、3戦目のダートでクビ差2着。ただ、前走の水沢で後方のまま大敗した点は気にかかる。

セイレジーナ 5月の新馬戦で3着に入ったあと休養し、9月の復帰戦で初勝利。2走前は大敗したが、水沢での前走は中団から差を詰めて2着と結果を残している。

アシモトヨシ 7月末の新馬戦を勝ち、2戦目も3着に入ったが、その後は4戦連続で重賞に出て、すべて勝ち馬から10馬身差以上の差。ただ、今回の相手ならチャンスがある。

リュウノアスラーム 7月に北海道の新馬戦を僅差で勝ったが、その後はひと押しに欠ける成績。今回もスタートが決まるかどうかが課題になる。

アサップ ここまでJRA認定戦を含む2勝を挙げ、通算11戦ですべて6着以内でも2着と3着がなしというのが特徴的。実績的には上位だが、安定感に欠ける感は否めない。

クラベルブランコ 北海道では6戦とも大敗したが、岩手移籍後は6戦3勝。若駒賞とJRA認定戦ではいまひとつの結果だったが、今回の顔ぶれなら実績上位だ。

そのほか、ローズトレミエが出走する。

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   レースの狙い
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重賞で好走した馬がいないというメンバー構成は例年と比べるとかなり低調で、前走で差し脚を見せたクラベルブランコで間に合いそう。アサップは先手主張の形が取れれば粘り込みが狙えるだろう。ペルトランはスタート難でも早めに動けば逆転がありそう。前走2着のセイレジーナにもマークしておきたい。アシモトヨシは前走だけ走れば上位まで。差し脚があるリュウノアスラームも押さえておく。


寒菊賞(M3)2歳の出走表はこちら

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