重賞レース直前情報
■2023年01月15日
第2回ゴールドスプリント(佐賀)

1月15日(日)に佐賀競馬場にて、第2回ゴールドスプリント(4歳以上・1300メートル・18時05分発走予定)が行われます。地方全国交流として実施される重賞には、大井と川崎、兵庫から各1頭、高知から第1回の覇者であるダノングッドを含む2頭が遠征してきました。今の馬場はインコースの砂が深く、スタート後の先行争いがどうなるかが最大のカギ。ハイペースになれば差し馬が台頭する可能性が出てくるでしょう。

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   過去の傾向
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前年の同レースの結果を振り返る。兵庫と高知から各2頭が参戦し、先手を取ったのは地元のロトヴィグラス。速い流れで進んだが、先頭から離れた中団にいたダノングッド(高知)が3コーナー手前から加速して、4コーナーで先頭に立って押し切った。ロトヴィグラスが2着に残り、中団から差を詰めてきたミスカゴシマが3着。佐賀競馬場の1300メートルはスタートから1コーナーまでが250メートルで、先行争いが激しくなりがち。ただ、この週末は雨が降りそうなのでインコースが使える可能性がありそうだ。

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   出走馬短評
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スパーダ 最近2戦はいまひとつだが、JRAの3勝クラスを制した実績は無視できないところ。前走は中島記念なら度外視可能で、穴で一考する手は考えられる。

マックス 大井からの遠征馬。JRAのダートで3勝を挙げ、大井では7戦3勝と好走続き。地力的には互角以上で、佐賀コースと長距離輸送をこなせば勝負になる。

ダノンジャスティス 高知からの遠征馬。22年9月の園田チャレンジカップは最内枠から逃げて押し切ったが、その後は苦戦傾向。前年の4着馬でも今年は少々厳しそうだ。

スーパースナッズ 4走前の佐賀オータムスプリントは大敗したが、その後は先行粘り込みで好走続き。ただ今回は展開と相手関係的に苦戦が予想される。

ロトヴィグラス 22年の3勝はすべて900メートルで挙げたが、前回のこのレースで2着に残ったスピードは魅力。ただ、今年はひと息入った点と展開面が気にかかる。

ダノングッド 高知からの遠征馬で前年の覇者。今年は臨戦過程がいまひとつだが、展開がハマる可能性は十分にある。

ダイリンウルフ 大井での勝利はB2クラスまでだったが、佐賀再転入後は前走の重賞を含む2戦2勝。差し脚を長く使えるだけに、ここでも立ち回りひとつだろう。

タガノキトピロ 佐賀で19戦して3着以内が18回という安定感が最大の武器。最近2戦は惜敗でも長く使える差し脚は魅力で、この相手でも要注意の存在だ。

インペリシャブル 川崎からの遠征馬。休み明けの前走は先行策から失速したが、実績は上位で見限れぬ存在。輸送競馬とコース替わりで一変する可能性は十分にある。

エイシンビッグボス 兵庫からの遠征馬。実績的にはやや見劣るが、好位付けから堅実に差を詰める脚には注意が必要。前崩れの展開なら上位食い込みの目が出てきそうだ。

そのほか、キタカラキタムスメ、サンドスピーダーが出走する。

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 レースの狙い
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インペリシャブルは前走が大敗でも、休み明け2戦目とコース替わりならこの時期の実績を含めて注目可能。ダノングッドは最近が善戦止まりだが、今回は展開に恵まれる可能性がありそうだ。タガノキトピロは差し脚を長く使えるタイプで、ここでも相手なりに動けそう。堅実に差を詰めてくるエイシンビッグボスも押さえたい。マックスはコース替わりでどうかだが、好位付けのかたちが取れれば上位まで。


ゴールドスプリントオープンの出走表はこちら

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