重賞レース直前情報
■2023年01月02日
第45回帯広記念(帯広)

1月2日(振・月)にばんえい帯広競馬場にて、第45回帯広記念(4歳以上・16時50分発走予定)が行われます。定量1トンを曳くばんえい記念に次ぐ高重量戦は、初出走となる3頭にとっては未知の重量との闘いです。今年は上位拮抗の様相だけに、最大40キロの重量差があるなか、実績と比べ重量に恵まれた感のある馬を探し出すのが馬券的中へのポイントといえるでしょう。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気と5番人気が4年連続で連対しているのが特徴的。2番人気は18年の3着のみで、大荒れはないが堅くもない。前年の北見記念4着以内で、ドリームエイジカップで着順を落としていた馬の巻き返しが毎年ある。逆にドリームエイジカップで着順を上げていた馬の馬券絡みは19年1着、21年3着の2頭のみと少ない。重量930キロの馬の3着以内はないが、890キロの馬は19年から21年に3着がある

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   出走馬短評
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インビクタ 岩見沢記念を最低人気で逃げ切って重賞初制覇を飾ったが、北見記念では勝ちに行って障害で競走中止。ためて行っても持ち味は出ず、この重量では手を出しにくい。

メムロボブサップ 今季12戦7勝、唯一馬券に絡めなかった岩見沢記念もトップハンデで差し届かずの4着惜敗。9着だった22年と同じ930キロで、今年はどう立ち回るか。

ミノルシャープ 世代限定戦を含む重賞5勝は6月から9月と温暖な時期にマークしたもの。近年は冬場に動けておらず、帯広記念も20年、21年とも6着では、2走前に勝っているとはいえ狙いづらい。

ゴールデンフウジン 重賞では2歳時の1勝のみだが、古馬重賞でも掲示板確保多数。今季の北見記念(2着)や、22年の帯広記念(4着)のように障害次第で上位進出がある。

メジロゴーリキ 22年のばんえい記念覇者で、帯広記念も2年連続2着と高重量が向くタイプ。ただ700キロ台のドリームエイジカップを速い時計で勝っているように、スピードに対応できるようになったのはやや気になる。

キタノユウジロウ 21年のばんえい記念2着の実績馬。今季は調子が上がらなかったが、北見記念を障害ふた腰から3着で持ち直した感も。22年に勝ったときより10キロ軽い重量で臨めるのは有利だ。

アオノブラック 北見記念をトップハンデながら逃げ切り勝ち。ドリームエイジカップで動きが重かったのは気になるが、今季重賞3勝ながらトップハンデではないのは恵まれている。

そのほか、キョウエイリュウ、コマサンブラック、マツカゼウンカイが出走する。

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 レースの狙い
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キタノユウジロウは北見記念競走中止の影響が懸念された22年に逃げ切って勝利。今年は北見記念3着で、前回より重量が10キロ軽いのも追い風になる。メジロゴーリキは北見記念6着だったが、実績通りならここも勝ち負け。アオノブラック、メムロボブサップはハンデが重くてもマークを欠かせない。22年に4着だったゴールデンフウジンが穴。


帯広記念(BG1)4歳以上オープン別定の出走表はこちら

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