重賞レース直前情報
■2023年01月22日
第64回花吹雪賞(佐賀)

1月22日(日)に佐賀競馬場にて、第64回花吹雪賞(3歳牝馬・1800メートル・18時15分発走予定)が行われます。22年は高知所属のアンティキティラが勝利した重賞には、今年も高知から1頭が参戦。1週前のゴールドスプリントも高知所属馬が勝ちましたから、地元佐賀勢としては2週連続で遠征馬の勝利となることは避けたいところでしょう。今年のメンバーは10頭。この距離への対応力を含めて検討したい一戦といえます。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気が4連勝中。5年前の18年は7→3→4番人気での決着だった。前走が佐賀のレースで1着だった馬が1頭だけ連対。通算3勝以上の馬が3着以内に1から2頭入っている。3着内馬はすべて、過去6走以上。通算8から10戦の馬が1頭だけ連対しているデータもある。

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    出走馬短評
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ダバイホークス ここまで8戦とも5着以内という安定感はあるが、前走が初勝利という点は割引材料。血統的に距離延長も心配材料といえそうだ。

ミヤノウッドリー 通算9戦6勝、2着1回と好成績で、前走佐賀若駒賞を勝利。重賞では2回とも差のある敗戦を喫している点は心配だが、地力的には上位だろう。

パパノオウマサン 高知からの遠征馬。7月の新馬戦から8戦連続で3着以内だが、その後は1400メートル以上で3戦とも差のある敗戦。その成績では今回の距離は微妙に映る。

ラヴァルス 北海道の一般戦で勝利を挙げ、佐賀では移籍初戦を勝利。時計的に微妙という感はあるが、距離延長がプラスになる可能性はありそうだ。

モーモーレッド 6月の新馬戦を圧勝し、夏場は苦戦したが5戦目を勝ち、その後は2着3回。展開次第の感はあるが、単騎逃げのかたちが取れれば粘り込みが狙えそうだ。

キタカラキタオペラ 北海道では8戦1勝でもすべて4着以内と安定。その後は岩手で苦戦したが、佐賀では2戦とも3着以内。あとは距離延長に対応できるかどうかだろう。

レインボーグレース ここまで14戦未勝利でも、北海道で2、3着各3回と大崩れが少ない成績。佐賀でも善戦続きだが、小柄な馬体での距離延長は微妙かもしれない。

エイシンレミー 北海道では4戦とも差のある敗戦を喫したが、佐賀では3戦とも連対。時計的に微妙という感はあるが、脚質的に距離がプラスになる可能性はある。

イチノコマチ 通算10戦で3着を外したのはJRA遠征の1回だけで、前走の佐賀若駒賞もクビ差の惜敗。堅実に差を詰めてくるタイプで、ここで崩れるシーンは考えにくい。

そのほか、ロトクローバーが出走する。

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   レースの狙い
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イチノコマチは長く使える差し脚が魅力で、引き続き首位争いが必至。ミヤノウッドリーは今回も先行策が取れれば粘り込む可能性が十分にある。佐賀若駒賞に続きこの2頭の一騎打ちが濃厚で、まくり脚があるエイシンレミーを割って入る候補としてマーク。流れ込みが狙えそうなレインボーグレース、善戦傾向があるキタカラキタオペラを3連勝式の候補として挙げておく。


花吹雪賞3歳牝馬オープンの出走表はこちら

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