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平成２９年１０月２０日

重賞　第49回 不来方賞（Ｍ１）　みどころ
〜 平成29年10月22日(日)　盛岡競馬場　16時10分発走 〜

岩手県競馬組合

３歳秋のチャンピオンシップ２０１７「第49回不来方賞」の枠順が確定しました！

目下、重賞３連勝中。岩手クラシック二冠制覇に自信の登場キングジャガーは７枠８番
転入初戦を４馬身差で圧勝。２０００ｍ延長は望むところワイルドソングは８枠11番
牝馬二冠の勲章を引っ下げて牡馬に挑戦状。距離も２度経験ダンストンレガーメは１枠１番
夏の休養でリフレッシュ。はまなす賞で直線一気を決めたソーディスイズラヴは６枠７番!!

10月22日（日）、盛岡ダート２０００ｍを舞台に行われる「第49回不来方賞」（Ｍ１）。今年から１着賞金が５００万円に増額され、Ｍ２からＭ１へ昇格。
また新たに“３歳秋のチャンピオンシップ２０１７”を創設。各地方競馬の指定競走と11月19日、全国交流「第30回ダービーグランプリ」を優勝すると、ボーナスを獲得できるシステムが導入され、全国の強豪がダービーＧＰへ集結すること必至。
岩手競馬の場合、不来方賞が対象（指定）レースに選ばれ、岩手二冠目に加えてより興味が増す一戦となりました。
当初、北海道二冠を遠征で制したベンテンコゾウの登録がありましたが、脚部不安のために出走を見送り。３月の特別開催・奥州弥生賞以来の岩手競馬出走はなりませんでしたが、「ダービーグランプリまでには体勢を立て直して出走させたい」と菅原勲調教師。一日も早い復帰を待ちたいところです。

ベンテンコゾウの不在により、キングジャガーの“一強”ムード。断然の１番人気に支持されそうです。
キングジャガーはデビュー７戦目に待望の初勝利を飾り、続く一戦も快勝。直後に南関東へ移籍して１勝２着２回。今年４月に岩手へ里帰りして初戦のスプリングカップは２着でしたが、やまびこ賞、岩手ダービー・ダイヤモンドカップを連勝。３ヵ月の休養明けから復帰戦のイーハトーブマイルも完勝。重賞３連勝を飾り、晩成タイプが一気に頂点に立ちました。距離２０００ｍも水沢でしたが、岩手ダービー完勝で距離も克服済みですし、何よりも順調度が強み。来たるダービーＧＰを目指すために、まずは二冠目を手にしたいところです。

ワイルドソングは中山ダート１８００ｍで２着１回３着１回。転入初戦のＢ２・盛岡１６００ｍ戦を４馬身差で圧勝し、好発進を決めました。東京ダート２１００ｍを使ったこともあり、距離延長は望むところ。次位筆頭と見るのが妥当でしょう。

ダンストンレガーメはあやめ賞、交流・留守杯日高賞と岩手牝馬２冠を獲得。岩手版オークス・ひまわり賞４着に終わりましたが、前後して積極的に古馬オープンへ挑戦。強豪に揉まれてきた経験を糧に、牡馬に一泡ふかすか注目です。

ソーディスイズラヴは北海道１勝、南関東１勝から岩手入り。初戦のはまなす賞は未経験の芝でしたが、鮮やかな直線一気を決めて周囲をアッと言わせました。以降は馬体減りの影響もこたえて精彩を欠いたため、北海道で放牧。気分リフレッシュして復帰します。馬体回復なら一発あって不思議はありません。

ほかにも豊富な経験を生かすコスモメイプル、中央未勝利ながらダートで２着１回３着５回ウニオミュスティカ、芝重賞・サファイア賞、オパールカップ優勝ブラックロード、ゴールドアリュール産駒ゼルビーノなども軽視できず、まさに横一線で並んでいます。

ダービーグランプリへの道「第49回不来方賞」の発走は22日、16時10分。岩手優駿たちによる熱い戦いを期待しましょう。

以上