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■2018年09月14日
【競馬】「岩手県競馬組合からのお知らせ」〔重賞〕ジュニアグランプリ(2歳 M1) みどころ

平成30年9月14日

重賞 第20回ジュニアグランプリ(2歳 M1) みどころ
〜 平成30年9月16日(日) 盛岡競馬場 17時10分発走 〜

岩手県競馬組合

 2歳地方交流は盛岡芝1600mが舞台。「第20回ジュニアグランプリ」の枠順が確定しました!

 JRA・コスモス賞は8着ながら積極策で見せ場を作ったライズインザノースは6枠9番
 若鮎賞はスローにも泣いて3着。流れ速くなって一気台頭ミラクルジャガーは3枠4番
 4戦2勝2着2回と連対100%。初芝も血統的には問題なしリンゾウチャネルは4枠6番
 若鮎賞クビ差2着に惜敗。姉に続いてジュニアGP優勝を目指すサンエイフラワーは1枠1番!!

 9月16日(日)、盛岡芝1600mを舞台に行われる2歳・地方競馬全国交流「第20回ジュニアグランプリ」(M1)の枠順が確定しました。過去10年、北海道7勝、岩手3勝と北海道勢が優位に立っていますが、一昨年はダズンフラワー、3年前はソロフライトと岩手所属馬が優勝。特に今年は適性未知数の2歳馬が多く、波乱の要素も十分含んでいます。
 ライズインザノースは前走、JRA札幌・コスモス賞へ挑戦。マークがきつく3秒3差8着に沈みましたが、2番手キープの積極策に出て見せ場。芝対応も問題ないことを証明しました。父がフレンチデピュティ、母父がネオユニヴァースの血統も魅力。タイプ的に1600mへ短縮は望むところですし、一度でも芝を使ったのは強み。昨年のモリノラスボスに続いて北海道勢2連覇の期待がかかります。
 リンゾウチャネルはデビューから4戦2勝2着2回と連対パーフェクトを継続中。一戦ごとにレース勘も身につけています。父はオールウェザーコースで行われたドバイワールドカップを制したモンテロッソ。母父タヤスツヨシは盛岡芝で活躍馬を出しており、初芝もクリアーできるはず。また、3走前にはビギナーズカップで2着を確保したポエムロビン相手に完勝と好走材料がそろいました。
 アンビートゥンは前走・クローバー賞へエントリーしましたが、疾病のため無念の出走取消。父がシニスターミニスター、母父カリズマティックはダート血統のイメージですが、陣営は芝が合うと踏んでの決断。取消後の反動もなく、田中淳司調教師はライズインザノースと2頭で臨み、セラミックガール、パーティメーカーに続く3頭目制覇を狙います。
 ピュアセレニティーはデビュー2戦目1着。小柄な牝馬でブラックタイド産駒ならパワーの要るダートより芝向き。一発の可能性を十分秘めています。
 浦和代表ノーブルトリトンは南関東3戦1勝。ダート血統ですが、芝適性を見込んでの参戦。地区レベルを考えればアッサリまで。
 迎え撃つ岩手勢は若鮎賞上位組が出走。
 マリーグレイスは好スタートから強じんな粘りを発揮し、見事逃げ切りました。強烈なマークをどうさばくかですが、スンナリの流れで再現をもくろみます。
 サンエイフラワーはクビ差2着に敗れましたが、出遅れたのも敗因。姉は2年前のジュニアグランプリを優勝したダズンフラワー。距離2度目で若鮎賞の雪辱に燃えています。
 ミラクルジャガーは昨年の岩手クラシック二冠馬キングジャガーの弟。芝を舞台に2連勝を飾り、若鮎賞1番人気に支持されましたが、スローに落とされたのが致命傷。メンバー最速の上がりを駆使して直線猛追しましたが、0秒1差3着に終わりました。 しかし今回は交流戦ですから、ハイペースの流れ必至。展開を味方にして一気に突き抜けるか注目。
 2歳交流「第20回ジュニアグランプリ」の発走は16日、17時10分。盛岡芝1600mを舞台にフレッシュ2歳馬がどんなパフォーマンスを披露するか興味が尽きません。

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