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ばんえい十勝オッズパーク杯(帯広)

前年度覇者コウシュハウンカイに死角なし
生駒　有輝夫

　今季初戦となった前走が圧巻の内容だったコウシュハウンカイ。ひと叩きされて更なる良化が見込める今回は不動の軸。持ち前の登坂力を生かして押し切りが可能。相手は障害への不安が解消されたセンゴクエース。久々で時計勝負と厳しい条件となるオレノココロだが、力を考えれば勝ち負けに加わっても不思議はない。

　コウシュハウンカイは前走スンナリと先手を奪えたこともあるが、障害をひと腰でまとめトップ抜けしてそのまま余裕を持って押し切った。久々の時計勝負にも対応できていたし、好内容のレースで完勝。増量にはまったく不安のない馬。ひと叩きされて体調の方も確実の上昇しており、上積みが見込める。持ち前の登坂力を生かして押し切り可能。連覇期待。

　センゴクエースは砂の入れ替えで馬場の脚抜きが悪くなった前走でも課題の障害をひと腰。結果は差し届かずの２着も、今季初戦の内容とすれば上々。今回は斤量が増加されているが、馬場にも慣れが見込めるし、前走のカカリなら不安はない。決め脚上位の存在で早目に障害を降ろせれば逆転も。

　オレノココロは除外明けの一戦となるが、症状は軽く、運動を休むことなく調整されており、仕上がりに不安はない。ばんえい記念連覇を達成してばんえい最強馬の地位を不動のものにした昨年度。実力上位なのは間違いない。あとはぶっつけ本番で久々の時計勝負に対応できるかがポイント。高重量戦のあとだけに、そこだけが気掛かり。

※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 5→9 5→4 9→5