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■2018年5月3日
ポピー特別(名古屋)
末脚炸裂 セルリアンラビット
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

 テイエムアニマンテが巻き返してきそうだが、前走のようなところがあるのも事実。ここは距離不足でもセルリアンラビットの差し脚に期待して妙味を求めたい。丸野騎手とは5年前、2勝目を挙げに転入して1走だけ走ったときのコンビで、1戦1勝である。岡部騎手がアニマンテに乗ったのでインストアイベントはサレス騎手。割り引かなくていいかも。アスターオーシャンキングシャーロックの変わり身が妙味のカギを握る。

 セルリアンラビットはここ2走が案外も、勝ったときの伸びが忘れられない。本質的に1400mがいいとは言えぬが、2戦2勝の距離だ。「前走はテンにゆったりと構えて位置取りが悪かった。今回は距離が短くなるからブリンカーを装着するが、行きっぷりが良くなることを期待している。うまく追走できれば、もう少しやれてもいいはずだよ」。

 テイエムアニマンテは4走前は勝った相手を褒めるべきかと思っていたが、前走で攻め方ははっきりしたと思う。すかさず軌道を修正する。「前走はハミに乗り過ぎたことで末脚が甘くなった。状態は引き続きいいから、うまく折り合えればだろうね。できればハナに立ちたい」。

 インストアイベントは当地で大きく崩れたのは格上挑戦した梅見月杯(11着)のみ。その後勝ち切れぬまでも堅実。距離もそう気にならない。「この馬なりの出来はありますが、メンバーが徐々に骨っぽくなってきました。力関係がどうかでしょう」。

 アスターオーシャンは叩いて一変とはいかなかったが、出遅れてリズムも悪かった。前走ほど気勢は上がらぬが、上積みはまだあるはずだ。「ここ2戦がひと息だったし、速い時計で決着する流れだと分が悪い感じ。状態面は悪くないんだけどね」。

 キングシャーロックは常識にかかりつつあったところで最内枠が続いて乗り難しい面を出してしまった。能力は秘める馬だ。この枠なら!? 「内々で窮屈なレースが続いたよ。暑くなっていいタイプではないが、今のところ維持できているから、外めをスムーズなら少なくともここ2戦よりは動けると思う」。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 1→3 3→1 1→2 2→1 3→2 2→3 1→4 1→7 3→4 3→7
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