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■2018年7月19日
くすの木特別(名古屋)
ラストライドで魅せる!
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

 1400mならノボリフジテイエムアニマンテ。ただ、いずれも逃げがベストには違いなく、両雄並び立たずの可能性は十分だし、近走を見ると共倒れもないとはいえない。そこでこれらを見ながら運べるピンクドッグウッドはどうだろう。今回が叩き3走目で仕上がり具合も一番いいと聞くし、鞍上は本日で期間限定騎乗を終えるレオナルド・サレス騎手。さぞ気合も入っていることだろう。インストアイベントも距離短縮はいいクチ。アタックガールも可能性あり。

 ピンクドッグウッドは2走目、距離短縮でも一変とはいかず。だが東京2歳優駿牝馬勝ちの金看板が燦然と輝く。3走目、再度1400mで。「状態は徐々に上がっていますし、距離も引き続き1400mなのは幸いです。外めの2、3番手を追走できればの気持ちでいます」。

 ノボリフジは向くと思えぬ1800mで2着に粘り穴をあけた。逃げならひと味違うといったところか。この距離で行き切ることができれば。「前走はうまく行き切れたからね。1400mはいいが、自分の競馬ができるかどうかが鍵。大型馬で夏場はあまり良くない感じなので…」。

 テイエムアニマンテは逃げて初めて負けた。1800m快勝もあるが、折り合い的に短い方がいいのは間違いない。ベテラン騎乗で変身!? 「前走の粘りを欠いた要因は距離だと思う。特に調子が落ちたわけではなくまずまずの状態だから、1400mで巻き返しを期待している」。

 インストアイベントは2走前は交流戦。前走もこの馬なりの競馬はできていたと思う。もうひと押しが課題だが、そこは距離短縮でカバー。「トモに疲れが出たので1開催あけましたが、まずまずでしょう。調教の良さがレースで出ればですね」。

 アタックガールは気性的に乗り難しさがあり、力を発揮できたりできなかったり。そういう意味ではこういう距離の方が思い切って乗れる。「フケが治まらないせいで持ち味を出せない状況です。今回も当日の状況次第なので何ともいえません」。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 4→7 7→4 4→1 1→4 7→1 1→7 4→6 4→3
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