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■2018年8月14日
エトワール賞(門別)
サトノプリンシパルが初タイトルへ王手
対馬 大樹

【結論】
 今年4戦2勝と完全復調した元中央オープン馬のサトノプリンシパル。3走前の勝ち時計は今シーズンのタフな馬場状態を考えればかなり優秀。1200メートルなら持ち前のスピードを存分に発揮できるし、重賞でも期待十分。カツゲキライデンも前走で見せたスピードは文句なし。重賞勝ちの勢いで今回も勝利を狙う。昨年の覇者で門別1200メートルでは7戦パーフェクト連対のタイセイバンデットも叩き3戦目のここは要注意。地力強化目立つナリユキマカセ、転入後は一戦毎に着順を上げているセクシーボーイ、前走好内容勝ちのコールサインゼロも侮れない。

【詳細解説】
 サトノプリンシパルは中央でオープン特別勝ちがある実績馬。しばらく不振が続いたが、今年の4月に約3年5カ月ぶりの勝利を挙げると、次のレースも勝って連勝。完全復活をアピールする走りだった。前走は初めての内回り1600メートルで強敵相手に3着の力走。地元馬同士の1200メートル戦なら重賞でも勝ち負け十分。

 カツゲキライデンは今年のグランシャリオ門別スプリントの優勝馬。持ち前のスピードを遺憾なく発揮して前走は逃げ切ったが、本来は自在脚質でどんな競馬もできるのが強み。北海道スプリントCでは地元最先着の5着と健闘。このメンバー相手なら重賞2連勝も狙える。

 タイセイバンデットは昨年のこのレースの覇者。前々走は骨折明けのレースで追われてからの反応がひと息だったし、前走は14頭立の不利な大外枠で1000メートルの距離も短かった。休み明けを2度叩かれて稽古気配も良化している今回は違うはず。7戦パーフェクト連対の門別1200メートルで今一度期待。

 ナリユキマカセは今季6戦して連対を外したのは北海道スプリントCだけ。前走てA1条件でも通用するメドが立ったし、充実一途の今ならオープンでもヒケを取らないはず。差す競馬もできるし、立ち回りひとつで一角崩し以上も可能。

 セクシーボーイは中央から転入して(5)(4)(3)着。まだ勝利はないが、一戦毎に着順を上げているところは評価していい。これまでの戦歴を見ても短距離適性は十分。重賞でも軽視禁物。

 コールサインゼロは一昨年の道営スプリントで2着があるし、本来の力を出し切れれば、このメンバー相手でも差はないはず。前走の勝利で再び上昇ムードが窺えるし、57kg克服できれば怖い。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 5→8 8→5 5→1 1→5 5→4 4→5 5→7 5→12