おすすめ注目レース
■2018年8月30日
近畿畜産特別C1(園田)
今回は得意の逃げで反撃ハーフハーフスター
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 戸原 学

 ハーフハーフスターの前走は出遅れて自分の流れで走る事ができなかったが、それでもしっかり追い上げてきた、今回はキッチリ発馬を決めるだろうしこの距離なら巻き返しは十分。リベランジェロは上手く前を行く馬を捌く事ができずロスが多かった、終い寄せてきたがそこが響いてしまった、再度内枠だが位置をとって前進。ジャイアントケンタは久々と57キロが響いた感じ、今回は叩いた上積みが見込める、このクラスなら狂いが少ないし変身必至だ。ナリタマクリスは前走で前進を見せたし今回は降級、条件緩和の利を生かしもう一歩前へ行く。キョショウはしぶとい競馬が信条、持ち前の先行力で位置を取り粘り込みを狙う。クーロゼは距離2走目の慣れが見込めるところ、楽な相手ではないが軽くは扱えぬ。

 ハーフハーフスター、前回はゲート内でゴソゴソとしているところを切られてしまい出遅れ、得意の逃げが打てず道中先頭から20馬身以上離される形となってしまった。直線まで後方だったが追い上げてきたときの脚色は光っていた。今回の距離短縮は歓迎できるし、本来の逃げる競馬をして反撃する。

 リベランジェロは発馬は決めたものの二の脚が付かず後方から、道中積極的に動こうとするが前に詰まり3角過ぎまでじっと我慢の競馬。直線寄せてくるがそこまでのロスが響き追いつめきれずゴールとなった。本来前に行く脚がある馬だし、上手く二の脚を付け位置が取れれば前走のような事はないはず。

 ジャイアントケンタは久々の影響か案外な結果に終わったが、叩いた上積みは大きいし気合いも乗ってきた模様。本来は上のクラスで好勝負ができていた馬、2回目となる今回は確実に前進してくるとみる。

 ナリタマクリス、道中行きたがるのでそこを上手くなだめなければならない馬で、前走は3角過ぎまでじっと我慢させていた。仕掛けどころの難しさはあるが今回は降級の利がある、ここは前が忙しくなりそうだし一発があっても。

 キョショウ、持ち前の先行力と勝負根性を生かし、どれだけ前の馬につめていけるかになる。再度揉まれない外枠はいい材料で位置は労せず取れそう、序盤スタミナを温存して後半に賭ける。

 クーロゼは距離を一度使った事で序盤からの速い流れへの慣れが見込める。今回も内枠という点は気になるところだが、もう一つ番手を前にする事ができれば競馬もやりやすくなるはず。2走が案外も侮れない面あり。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 7→4 7→8 7→11 7→10 4→8 4→11 8→11
 初心者にオススメ!AI予想