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■2018年9月27日
第4回 旭岳賞(門別)
本格化したスーパーステションが重賞4連勝へ
対馬 大樹

【結論】
 道営記念と同じ2000メートルに距離が変更された今年の旭岳賞。頭数こそ少ないが、今年の成長株スーパーステションが順調な仕上がりで出走してきた。古馬重賞3連勝は力なくしてできる芸当ではない。本格化した今なら重賞4連勝へ期待十分。ドラゴンエアルは交流重賞のマーキューリーCで4着に入り、全国レベルの実力を改めて証明した。2000メートルでは一度も崩れていないし、得意の距離で逆転を狙う。デキの良さが目立つスティールキング、着実に力をつけているワークアンドラブ、一昨年の道営記念馬タイムビヨンドも上位候補。

【詳細解説】
 スーパーステションは、コスモバルク記念、赤レンガ記念、星雲賞の古馬重賞を3連勝中。すべて違う距離で、尚且つ、一戦毎に2着との差を広げての勝利なのだから、この馬の強さには驚かされるばかりだ。赤レンガ記念と同じ2000メートルを勝っているように距離は問題はない。ここまでの調整も順調だし、重賞4連勝へ視界は良好。

 ドラゴンエアルはマーキュリーCでJRAの強豪相手に地方馬最先着の4着と健闘。今年は昨年よりも状態がいいし、この結果は大きな自信になるはず。今回は地元重賞。スーパーステションは確かに強いが、赤レンガ記念よりもデキがいい今回はチャンス十分。

 スティールキングは春の古馬重賞では入着止まりに終ったが、その後のオープン特別で(1)(2)(1)(2)着と常に勝ち負けを演じているのだから、決して力がないわけではない。前走後も順調に来ているし、デキも今がピークといっていいだろう。一角を崩せばこの馬か。

 ワークアンドラブは中央在籍時に3歳のダートグーレド競走で善戦していたし、転入後も古馬相手に勝利を挙げているように、地力はここでも見劣らない。これまで以上に相手は強いが、この馬も着実に力をつけているし、55キロなら軽視は禁物。

 タイムビヨンドの前走は交流重賞のブリーダーズゴールドCで牝馬の一線級相手。さらに中間の雨による馬場悪化の影響もあり、10着と不本意な結果に終わったが、地元馬同士の一戦なら牡馬相手でも見劣りしないはず。一昨年の道営記念馬。巻き返しに注目。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 3→1 1→3 3→8 3→6 3→7