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■2018年10月11日
名古屋CC マース賞サラ系一般 定量(名古屋)
交流戦ならサンマルエンパイア
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

 今回の面々ならハナノバンジョウの決め手で何とか…と言いたいところだが、距離が1400mでは強調しづらい。やはり中央馬から入るのが無難か。中では4歳サンマルエンパイアニホンピロメリーナ。和田竜二騎手、小牧太騎手が引き続き乗りに来ただけに勝負気配が漂う。これに3歳馬の斤量差を生かしてオンファサイトクリノクリストフがどこまでといった構図だろう。

 サンマルエンパイアはここなら500万交流笠松3着、園田2着がキラリと光る。1400mも3走続けてなら慣れが見込めようし、交流戦のこの顔ぶれならそこそこの位置で運べるはずだ。「前々走の園田ではスタートでトモを落としたけど、向正面から動いていって好走。交流戦なら十分やれると思うよ。上位争いを期待」。

 ニホンピロメリーナは笠松C級を経たが、中央未勝利条件もオール1桁着順だし、戻ってからの500万条件も大きくは負けていない。交流戦ならの期待は十分。「交流向きのタイプだと思うし、距離短縮もプラス。使ってトモもしっかりしてきた。メンバーからしても好勝負になると思う」。

 オンファサイトは使われ方からすると芝でなんだろうが、唯一の馬券は笠松の未勝利交流戦。名古屋の方が力を要すが、それでもこの相手なら。鞍上も魅力だ。「北海道帰りだけど、元気一杯。交流戦勝ちしている馬だし、ダート替わりで良さが出れば」。

 クリノクリストフは勝ち上がった園田で9着は不満だが、気難しさを出したと考えることはできる。立て直した効果とモマれぬ競馬で再考してみては。「モマれると良くないからね。前半の位置取りがポイントになってくると思う。包まれない形で、気分よく運べるようなら」。

 ハナノバンジョウは当地の1400m(3831)だが、良績の多くは3歳戦。再転入後のA級では(2)(3)(7)着だ。決め手はヒケを取らぬが…。「エンジンのかかりが遅くて距離不足は否めない。ましてや交流戦。よほど展開が向かないとねえ」。



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馬単 2→8 8→2 2→4 8→4 2→5 8→5 2→3 8→3
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