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"全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 西依龍宏"
先週11日(月)に内側全周に砂補充が行われたものの、時計は平均より速い。そしてこの中間も雨が降っていたため、再度砂補充等が行われる可能性も。当日の公式情報に注目し、馬券傾向を見極めていきたい。このレースの本命はウインフラクタル。既に２走前に現級勝利済み。そして勝って同条件の前走は斤量57キロ＋前が詰まる不利を受けながらも勝ち馬から０秒３差(3)着にまとめた。斤量56キロに戻る今回は巻き返し必至。マルメロの前走は連勝中の強者相手に(2)着。クラスにメドの立つ内容だったし、絶対的主役不在のここなら。転入初戦(3)着のガロは叩いた上積みが見込める。ワキノハガクレは近２走の伸びが強烈。アダチヤマ、ウィッシュノートなど、伏兵馬も侮れず。
ウインフラクタル･･･兵庫成績(9.5.2.2.)で、現級成績に絞っても(1.2.2.0)と抜群の安定感を誇る。前走は４コーナーから直線入口にかけて前が詰まり追い出せない場面がありながら勝ち馬と０秒３差、負けて強しの内容だった。56キロに戻ることはプラスだし、自在性があるので当日どんな馬場になっても対応できる点も推せる材料。当然中心視。
マルメロ･･･前走は(2)着だったが、勝ったヒダルマは目下兵庫負けなしの強豪。単純に相手が悪すぎたと見るべき。それよりもメンバー最速の上がり時計を記録できたし、昇級戦＋久々の1400ｍ、行きたがる面を見せながらもクラスにメドの立つ結果を残せたことの方が収穫と言える。前回よりも全体的なメンバーレベルは上がったように感じるが、ここでもチャンス十分だろう。
ガロ･･･前走は発馬決めてハナを奪うと、逃げ馬有利な当時の馬場を味方につけてしぶとく(3)着に粘り込んだ。大井２歳新馬戦以来勝ち星から遠ざかっているが、２歳～３歳時は南関東牝馬重賞で入着を４度果たし、古馬になってからも昨年10月の大井競馬Ｂ２戦でタイム差なしの(2)着など実績は他とヒケを取らない１頭。今回は３カ月ぶりをひと叩きした分の上積みと馬場２走目による慣れも見込めるだけに粘りが増しそうで。
アダチヤマ･･･前走(2)(3)着馬は終始インをロスなく回り続けた。一方(4)着の本馬は道中こそ最内を回るも、４角で外に持ちだす展開を選択。結果的にこの４角での判断が着差に響いた。ただし勝負どころまでの立ち回りは完璧だったし、ここ２走は馬場の特性をうまく味方に付けていることも連続入着の要因に映る。デキは高いレベルでキープな上、今回は斤量も56キロに戻るだけに、前進があっても不思議ではない。
ウィッシュノート･･･ＪＲＡ500万条件では馬券に絡めずも10戦中ひと桁着順７回(うち(5)着が２回)と、悪くない成績を残している。また、２歳未勝利戦で現Ａ１馬のショウサンルヴィア(当時(1)着)と対戦、０秒６差という過去もある。ＪＲＡで一度叩かれてからの兵庫転入と上積みが見込めるなかでの初戦だけに、いきなり要注目。
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
馬単 5→4 5→6 5→9 5→10 5→7 4→5 6→5 9→5 10→5 4→6
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