おすすめ注目レース
■2019年5月23日
第2回 ぎふ清流カップ(SP1)3歳 ・オープンサラ系3歳 別定(笠松)
実績上位アンタエウスにフォアフロントが地元で挑む
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

 実績的にはアンタエウスが頭ひとつリードしている。ここは行けそうなメンバー構成だし、その形ならそのままか。ただ、初コースだし、いいころほどの状態にはない。笠松での対戦ならフォアフロントがもっと際どく詰め寄っても、あるいは逆転があってもいいと思うのだが。クリスマスベルリードメロディーメモリーパールの名古屋勢がヒモ候補。

 フォアフロントは競馬のうまさで自己条件では常に勝ち負け、重賞でも掲示板を外さぬ走りを見せている。地元で迎え撃つ形ならまた違った結果も!? 「駿蹄賞は前々の決着。想定外の位置取りになってしまったし、力の要る馬場もよくないね。主戦に戻るし走りのいい地元なら変わっても」。

 アンタエウスはここに入れば実績断然。笠松は初だが今の馬場は向きそうだし、ベストとは言えぬまでも前走よりはよさそう。それならば。「放牧、治療明けの駿蹄賞はまだ疲れも残っていたようですね。日曜日の追い切りは動きましたし、万全ではないにしても良化は感じます。ここを使って高知優駿(6月16日)に向かう予定です」。

 クリスマスベルは思ったほど走れていない気もするが、格好はつけている。ひと息後でも動ける態勢。距離がいいし、笠松が合えばさらに。「まだ気になる点は解消していませんが、動きはまずまずでしたし、しっかり乗り込めています。自身の力は出せる状態でしょう」。

 リードメロディーは重賞の4回もさることながら、勝ち組の古馬B-1特別でも3着がある名脇役。調整過程、コース替わりで上積みが。「一番いいころの感じには至らないけど、一頓挫後だった前走よりはいい状態かな。マイペース調整だがしっかり乗れているし、笠松の走りもいい馬だからね」。

 メモリーパールは重賞ではまだ?かもしれないが、中京ペガスターC時は反動もあった。馬体が増えて秘めたる能力を出し切れるようなら。「じっくり休ませたことで馬体の回復が見られるし、仕上がりは悪くないと思う。ただ、同じ名古屋勢も含めて、予想以上の顔ぶれになってしまった。力関係が…」。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 9→5 5→9 9→4 5→4 9→1 5→1 9→3 5→3
 初心者にオススメ!AI予想