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■2019年11月4日
第19回 JBCスプリント(JPNI)(浦和)
ダートでもミスターメロディ
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬

【中央所属馬の評価】
 ミスターメロディはG1高松宮記念制覇のビッグネーム。2018年2月以来となる久々のダートだが、4戦し連対パーフェクト、新馬戦は8馬身差で勝っている。カギになるのは小回りの浦和適性。左回り【4-1-0-2】と得意だけに、スムーズにコーナー4つまわれれば、あっさり好位差し。

 コパノキッキングの前走東京盃は、自ら競馬を作り勝ちきった。カペラステークス、根岸ステークスにも勝っている生粋のスプリンターで、左回りも経験こそ少ないが3戦し根岸ステークスの1勝。テンに行くスピードと、控えた時の爆発的な末脚あり、浦和向きかどうかは別として、行ってしまえばすんなりもあり得る。スタートと折り合いカギ。

 サクセスエナジーはかきつばた記念、さきたま杯、黒船賞と、小回り1400mのスペシャリスト。さきたま杯2年連続連対と浦和コースは得意。オーバルスプリントは2カ月ぶりとマイナス体重、出遅れもあり5着と敗れたが、前走の東京盃で回復し3着。叩かれ3戦目。ベストの状態で臨めそう。

 ノボバカラはかきつばた記念、プロキオンステークス、カペラステークスと重賞3勝、スプリント路線顔役といえる馬。前々走オーバルスプリントは4着も上がり第2位の37秒5と内容自体悪くなかった。全盛期の力は疑問も、しぶとさは健在。鞍上の藤本騎手も2度目で。

 ファンタジストはデビュー時小倉2歳ステークス、京王杯2歳ステークスと重賞2連勝。文字通りの良血エリートだったが、皐月賞以降トーンダウン。セントウルステークス2着と復活の兆しも、前走スプリンターズステークスはさすがにメンバーが揃っていた。血統的にもダートが合うとは思えないが、絶対能力に賭ける手はある。

【地方所属馬の評価】
 地方勢の中心はノブワイルド。小細工なし、徹底先行でテレ玉杯オーバルスプリント連覇を含む重賞3連勝。とりわけ前走は3歳の精鋭ワイドファラオを突き放し、時計もさきたま杯と互角の1分25秒3だった。最も得意とする地元1400mで、同型揃うがここも迷わず逃げるのみ。

 ブルドッグボスの前走東京盃2着は上がり最速の36秒2。17年クラスターカップ以来重賞の勝ち星からは遠ざかっているが、あらためて地力健在をアピールした。豊富なキャリア。逆境にひるまぬ闘志。距離延長の1400mは歓迎。

 ショコラブランはJRAダート6勝、ダートグレード競走でも堅実に入着圏内の良績。近況からは大きな衰えも感じられない。詰めが甘く1200mならJRA勢と互角の走りをするが、1400mでは地方馬同士でも勝ち切れない。今勢いに乗っている鞍上吉原騎手頼み。

 ドリームドルチェはJRAダート1200m5勝も、1400mとなると【0-0-2-6】と一気にトーンダウンする。転入初戦がいきなりJpn1ではいかにも厳しい。

 ジョーストリクトリはJRA在籍時の良績はすべて芝。実際、転入後2戦とも追走で息切れした。さらに相手強化のここは厳しい。

 トロヴァオは南関重賞上位常連だが、なかなか勝ち切れない。1400mは【0-0-0-3】。本質的にマイル向きで、浦和1400mは昨年のさきたま杯で1秒6差5着が基準。

 メイショウアイアンはJRAからホッカイドウ競馬へ移籍し通算9勝。今夏北海道スプリントカップ2着。ある程度流れれば、それに乗じて突っ込んでくるが、広いコース向きでコーナー4つの浦和1400mは合わないイメージ。

【解説者の予想】
 春に高松宮記念を制したミスターメロディが、実績、実力ともに最上位だろう。ダートはデビューから4戦し2勝2着2回。死角があれば1枠1番で窮屈になった時だが、先手を主張する馬が多く、ある程度バラけそうだ。
 展開のカギを握りそうなのはノブワイルドコパノキッキング。どちらも行きたいし、お互いに譲れない時にどうなるか。枠なりならノブワイルドに分がありそう。
 侮れないのがサクセスエナジー。浦和適性は地元馬よりも高い。流れに乗じて差し込めれば。
 ノボバカラブルドッグボスファンタジストも展開次第では。

 ◎ミスターメロディ
 ○ノブワイルド
 ▲コパノキッキング
 △サクセスエナジー
 △ノボバカラ
 △ブルドッグボス
 △ファンタジスト



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 1→2 1→10 1→4 1→12 1→5 1→8
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