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■2019年11月27日
名古屋CC ヴァルカン賞サラ系一般 定量(名古屋)
地元の期待はシンゼンムサシ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

 中央馬が優勢の交流戦だが、それでも今年は地元馬が頑張ったほうである。もちろん地元馬が絡めば配当はアップ。今年最後の交流戦は攻め馬の感触がよくなったシンゼンムサシに期待する。この馬、もとを正せば同じ中央1勝馬なので。中央勢では攻め馬の感触がいいスペシャルボスを筆頭にダノンレグナムアシャカリブラメイショウバンカラの順とした。

 シンゼンムサシは1800mを勝ち上がっている中央1勝馬。当初の勝ちっぷりなら、いいところがあっても。攻めはさらに良化している。「ここへきて乗り込みは増やしていますし、いい方向には進んでいると思いますが、さすがに交流戦では厳しそうです」。

 スペシャルボスは6月以来だが、当地の交流勝ちは10カ月ぶりだったし、仕上がりはなかなかよさそう。キャリアの浅さが逆に魅力? 「まだ少し重いですが、仕上がりはまずまずといったところ。休養前はコントロールの難しい面があったので、この距離は走ってみないと何とも言えませんね」。

 ダノンレグナムはここまでほぼ芝の1800mでオールコンマ差の競馬。ダートの適性に陣営も期待している様子。それ次第だろう。「以前からダートを使ってみたいと思っていました。母もダートで勝っているし、どんな走りを見せてくれるか楽しみです」。

 アシャカリブラは500万でも掲示板多数で未勝利時より内容はいいくらい。休みがちの戦歴を振り返ると久々は苦にしないタイプに映る。「骨折明けですが、帰厩後の雰囲気はいいですよ。小回りでコーナーの多い名古屋なら1900mはこなせそう。楽しみにしています」。

 メイショウバンカラは勝ち上がったのは1400mだが、距離はそう気にならない。気分次第の面があるようだが、交流戦の流れでどうだ? 「レースはダラッとしたまま終わってしまっている。中間はメリハリをつけた調教をしているので、そういう脚を見せられれば」。



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馬単 6→1 1→6 6→2 2→6 6→8 8→6 6→4 4→6
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