おすすめ注目レース
■2019年12月18日
全日本2歳優駿(川崎)
マイルはこなせるテイエムサウスダン
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬

【中央所属馬の評価】
 今年は北海道2歳優駿、兵庫ジュニアグランプリの勝ち馬が揃った。
 テイエムサウスダンは兵庫ジュニアグランプリの勝ち馬。ミルコ・デムーロ騎手が2番手でなだめながら騎乗し、最後は余裕の抜け出し。父サウスヴィグラスからもスピード溢れる走りだが、折り合いひとつでマイルは持つはず。チーク着用後破竹の3連勝。心配はモマれることだけ。

 メイショウテンスイは兵庫ジュニアグランプリ2着馬。初の右回りで、馬群にモマれる厳しい展開だったが、終いは勝ち馬と並ぶ38秒0の末脚。デビュー2連勝の左回りに戻ってチャンスも。

 アイオライトは重賞初出走。ダート転向後2戦2勝。いずれも1200mで好位から余裕の抜け出し。タイムも1分11秒台なら評価できる。父ローレルゲレイロは1200mのG1を2勝しているが、母系からマイルはこなして不思議ない。ダートでは底を見せていないし、あとはスタミナ面だけ。

 キメラヴェリテは北海道2歳優駿の勝ち馬。当時1勝馬だったが、道営の人気馬を逃げて完封した。2歳にして530キロの大型馬で、デビュー戦は逃げられる大敗しているが、現状は行き切るのがベストか。同型との兼ね合いがカギ。

 イロゴトシは九州産馬でひまわり賞勝ち馬。前走は初ダートで、最後後方から詰めたものの小回りコースが合わないのか、いいところがなかった。今回もコーナーのきつい川崎コースだけに、最後の直線でどれだけ脚を使えるか。

【地方所属馬の評価】
 迎え撃つ地方競馬勢は鎌倉記念、平和賞、ハイセイコー記念勝ち馬に加え、南部駒賞、サンライズカップの勝ち馬が集まった。

 ゴールドビルダーはハイセイコー記念の勝ち馬。デビューから好位抜け出しのセンスある走りで、ゴールドジュニアー敗戦を境に走りが一変した。2走前に川崎コースで完勝。父パイロからもマイルは守備範囲。

 ヴァケーションは地元川崎所属。前走テン乗りの吉原騎手が、4コーナー先頭から押し切るこの馬の勝ちパターン。1分42秒8のタイムも優秀。自在性を生かしてチャンスを作りたい。

 ブリッグオドーンの前走ハイセイコー記念は休み明けでやや重め。勝ちに行く競馬で4着なら収穫十分。今回初コースだけに再度試金石も好枠からこの馬のレースが出来れば。

 ティーズダンクは北海道在籍時にサンライズカップに勝っている。浦和転入初戦の前走は危なげないレース振り。道営3勝、北海道2歳優駿は得意のまくりが届かなかったが、展開次第では。

 インペリシャブルは4戦全勝。前走は鎌倉記念勝ち。2走前は1500m1分35秒2、11馬身の大勝だった。エスポワールシチー産駒だけにダートのマイルは守備範囲。

 トゥーナブロッサムの1勝は浦和1400m。相手が強化してからはスピード負けが続く現状。血統的な上積みを見込んでも力不足か。

 ヴァンブルースの1勝は浦和1400mの逃げ切り勝ちだが、タイムは平凡。ここでは相手が強い。

 北海道のモリノブレイクは道営3勝馬。平和賞は1番人気で5着だったが、先行しハイペースに巻き込まれた。前走の南部駒賞では1番人気の地元馬との競り合いを制した。JRA勢相手の今回は試金石。

【解説者の予想】
 兵庫ジュニアグランプリを制したテイエムサウスダンが中心。血統面から距離は半信半疑だが、充実ぶりが目立つだけに最有力。2着続きのメイショウテンスイの前走は厳しい位置から巻き返しただけに、2連勝の左回りは歓迎で見直せる。アイオライトは地方競馬初参戦。小回りは未知数だが、先行力は地方向き。
 地方勢の注目はゴールドビルダー。3走前の敗戦から一転連勝。特に前走ハイセイコー記念の内容が良かった。再び勝ちに行く競馬ならブリッグオドーン、先手取ってキメラヴェリテ、まくりが決まればヴァケーションも。

 ◎テイエムサウスダン
 ○メイショウテンスイ
 ▲アイオライト
 △ゴールドビルダー
 △ブリッグオドーン
 △キメラヴェリテ
 △ヴァケーション



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 8→10 8→1 8→13 8→3 8→6 8→2
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