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■2020年1月3日
天馬賞(帯広)
キタノユウジロウの重賞3勝目に期待
生駒 有輝夫

 今季重賞2勝と地力強化が目立つキタノユウジロウ。前走と同斤量の760キロなら障害で手間取る心配はない。仕上がりも良く、首位期待。力を考えればミスタカシマアアモンドグンシンにもチャンスがある。完全復調したジェイコマンダーに注意したい。

 (8)キタノユウジロウは息を入れて追走できたとはいえ、前走は障害をひと腰でまとめていたし、結果2着も上々の内容。昨年度までは重賞ではあと一歩のレースが目立っていたが、今季ははまなす賞、銀河賞と重賞2勝を挙げているように、地力強化が目立つ。5歳限定の定量戦なら互角以上にやれる。仕上がり良く、首位期待。

 (9)ミスタカシマは牝馬限定の前走は2番手で障害を降ろすも、終い伸び切れず3着。ただ、ハンデを背負っていたことを考えれば仕方のない結果。今回は明け5歳限定の重賞。一冠目の柏林賞を制しているように、牡馬相手でもヒケを取らない。ひと開催間隔を空けて再調整されて、体調は上昇している。警戒が必要。

 (10)アアモンドグンシンは4頭立ての少頭数ですんなりと先手を奪ってマイペースで運べたとはいえ、前走は障害ひと腰でまとめトップ抜けしてそのまま押し切りと好内容。今のカカリなら斤量が増加されるここでも崩れる心配はない。昨年度のばんえいダービー馬。ドリームエイジカップで古馬を完封しているように、5歳限定なら実力上位。

 (1)ジェイコマンダーは一時期障害で苦労してひと息の結果が続いたが、近走は良化し、安定して力を発揮できるようになった。速いペースを追いかけて行った前走でもひと腰でまとめ直線抜け出し快勝しているように、今のカカリなら増量にも不安はない。勢いに乗っているし、注意したい。



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馬単 8→9 8→10 8→1 9→8 10→8 1→8
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