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ヒロインズカップ(帯広)

前走快勝して勢いに乗るフェアリースズに注目
生駒　有輝夫

　前走を快勝して勢いに乗るフェアリースズ。重賞で相手は強化されているが、別定条件ならここでも見劣ることはない。勢いに乗っており、初重賞制覇に期待。登坂力勝負を得意とするヤマノホシが相手も、斤量有利なアフロディーテも無視できない。実績上位で通るミスタカシマ、ナカゼンガキタは下の馬との斤量差を克服できるかがカギ。

　(８)フェアリースズはテンに置かれる面があるだけに、ペースが落ち着くのは好材料。ここなら追走で手間取る心配はない。障害での膝の甘さはあるが、息を入れて行ければカカリは安定する馬。体調の方も上昇しており、５着に敗れたレディースカップからも上積みが見込めるし、今回の条件でも見劣ることはない。前走の勝ちっぷりも良く、初重賞制覇に期待。

　(２)ヤマノホシは(6)(7)着と勝ち負けに加われていないが、障害はともにひと腰でまとめてトップ抜けとレースぶりは悪くない。登坂力勝負を得意としているだけに、斤量が増加されるのはプラス。牝馬限定戦ならヒケを取らない走りが可能。終い踏ん張れば前残りが狙える。

　(４)アフロディーテは障害巧者で、斤量増加には対応可能。牝馬限定の重賞で格上馬が相手となるが、最軽量の760キロならこのメンバーの中に入っても互角にやれるはず。中間も素軽い動きを見せて好調を維持。チャンスがある条件。

　(10)ミスタカシマはオープン一線級相手にも差のない走りをしている馬。牝馬限定となるここでは実力、実績ともに上位。あとは下の馬と最大で40キロ差ある800キロの荷物がカギ。力を考えれば克服しても不思議はないし、軽くは扱えない。

　(５)ナカゼンガキタは腰の入りが安定している今なら増量には対応できるし、大きく崩れる心配はない。牝馬限定戦なら力量上位で通る馬。あとは下の馬との斤量差に対応できるかがポイント。

※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 8→2 8→4 8→10 8→5 2→8 4→8 10→8