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■2020年2月11日
第47回 佐賀記念JpnIII オープンサラ系4歳以上 別定(佐賀)
ダートで素質開花!ナムラカメタローが重賞初制覇へ
ケイバブック 對馬大樹

【中央所属馬の評価】
テルペリオンは昨年、名古屋大賞典5着、マーキュリーカップ3着、白山大賞典4着と上位の成績を残した。先行力もあり、小回りの佐賀コースは合うはず。前走は案外だったが、この相手なら評価は落とせない。

ナムラカメタローは昨年6月の函館で2勝目を挙げると、その後も1、3、1、1着。前走でオープンの壁もクリアしたように目覚しい地力強化ぶり。石川裕紀人騎手とも好相性。好位差しの勝ちパターンで重賞初制覇を狙う。

ノーヴァレンダは2歳時に3連勝で全日本2歳優駿を制した実績馬。3歳時は5戦未勝利に終わったが、2100メートルの白山大賞典で僅差3着。2000メートルならひと押し可能とみる。稽古の動きも良く、底力に期待。

ラインカリーナは昨年の関東オークス優勝馬。JRA所属馬の中で唯一の牝馬だが、前々走の太秦S(オープン)で、先日の東海S(GII)を優勝したエアアルマスの4着があり、牡馬相手でも力の差はない。55キロでも一発警戒。

ロードゴラッソは昨年のマーキュリーカップでテルペリオンに先着を許したものの、その後のシリウスS(GIII)で重賞初優勝を飾り、浦和記念で3着、東京大賞典で5着と強敵相手に善戦。力量的にも主力を形成する一頭。

【他地区所属馬の評価】
コウエイワンマン(愛知)はJRAから愛知移籍後6戦未勝利。昨年の名古屋グランプリでは10着。ダートグレード競走ではまだ力不足。ここは評価控え目。

ラモントルドール(愛知)は遠征経験は豊富だが、ダートグレード競走では6戦して2018年のクイーン賞8着が最高。現状の力量では苦戦覚悟。

【佐賀所属馬の評価】
ウノピアットブリオは2018年5月に佐賀移籍後は12戦11勝、2着1回。昨年の中島記念でグレイトパール(元中央オープン・GIII2勝)に6馬身差の圧勝。トップクラスまでに成長した今ならダートグレード競走でも注意。

グレイトパールは元中央オープン馬でダートのGIII重賞で2勝。2018年12月に佐賀に移籍し、昨年の佐賀記念では地方馬最先着の4着。2000メートルの距離経験も豊富で実績面でもJRA所属馬に見劣らないはず。善戦可能。

ドリームリヴァールは地元戦でも勝ち切れないところがあるだけに、JRA相手では更に厳しい。入着一杯。

ホワイトウィングスは佐賀2000メートルで勝利はあるが、持ち時計の比較でJRA勢に大きく見劣る。今回は厳しい。

スーパーノヴァはここに来て調子は上向いているが、今回は相手が強過ぎる。追走に苦労しそう。

【解説者の予想】
過去5年の成績を見ても、1~3着はJRA所属馬が独占。今年も好調馬が顔を揃えたJRA優勢とみる。本命は4歳馬ナムラカメタロー。ダートでは6戦4勝。オープンの壁を難なく突破した前走の強さは本物。距離を延ばして良さが出てきたし、今の充実ぶりなら2000メートルでも十分やれるはず。重賞初制覇へ。昨年暮れの東京大賞典で5着だったロードゴラッソの実力も無視できない。相手関係が楽になった今回はV候補の一頭。関東オークス馬ラインカリーナもマイペースで逃げた時は相当に渋太い。距離は問題ないし、前残りに注意。ここへ向けて好仕上がりを見せているノーヴァレンダ、昨年ダートグレード競走で善戦したテルペリオンも軽視禁物。地方馬では中島記念を圧勝したウノピアットブリオを抑えたい。

◎ナムラカメタロー
○ロードゴラッソ
▲ラインカリーナ
△ノーヴァレンダ
△テルペリオン
△ウノピアットブリオ



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 10→3 3→10 10→5 5→10 10→8 8→10 10→11 10→12
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