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■2020年6月24日
パキラ特別A3サラ系一般 定量(名古屋)
地元で反撃 キクノゼファー
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

 前走は全国交流重賞。それに少し掛かる最近のレースぶりからすると距離も長かったか。キクノゼファーが地元の自己条件で即、反撃。ユウチャージの前走は認めねば。メモリーパールもしかり。前を争う前記2頭が兼ね合わなかった場合はルビーロマンシンゼンムサシあたりが浮上する。

 キクノゼファーは前走は度外視するとして、4走前、2走前のようなこともないとは言わぬが、あとは圧倒的。ここは再現を期待したい。「六甲盃は競馬にならなかったので疲れはうかがえません。本質的には長距離向きですが、掛かって折り合いを欠きやすいので、その点では1400mの方がいいかもしれませんね」。

 ユウチャージは同型多数もハナに立つと流れが落ち着いた。展開利はあったが、勢い自体も認めねば。自己条件なら逃げ切りまで。「あまり攻めると馬体が寂しくなる傾向ですし、日程も詰まっているので、マイペース調整で維持に努めています。オープンでも好勝負できましたし、適鞍で期待に応えてほしいですね」。

 メモリーパールは行けなかったことに不満はあるが、2番手で踏ん張ったことをよしとしたい。勝利を意識するならハナだが…。「予定通りのローテで暑さも苦にしないタイプ。出来は安定しているし、そろそろ結果が欲しいよ」。

 ルビーロマンはせっかくの1900mだったが、ちぐはぐな競馬になって力を発揮できなかった印象。スムーズならいま少し。「今のところは夏負けっぽい面は見られないし、体調維持はできている。1400mは短いかな」。

 シンゼンムサシはもともと波はあるし、依然としてパンとしない様子だが、1900mの交流戦であわやの競馬などがある。このあたりでは力量上位だけに見限るのもためらわれ…。「叩き3走目になりますが、まだビシッとやれていませんし、良化はスロー。1400mも少し短いと思います」。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 3→4 3→8 3→9 3→10 4→3 8→3
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