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■2020年7月16日
第19回 ノースクイーンカップ(門別)
クオリティスタートが遠征馬を一蹴して連続重賞制覇へ
ケイバブック 對馬 大樹

【結論】
 ヒダカソウカップを2連覇して、今年もマイル女王に輝いたクオリティスタート。今回は1800メートル戦だが、この距離で4勝しているように、1800メートルでも不安はない。昨年の1、2着馬不在でデキも前走以上なら、連続重賞制覇の期待がかかる。相手は遠征組の4頭。エンプレス杯2着のナムラメルシーが一番の強敵になりそうだが、初勝利を重賞で飾ったグランモナハート、距離延びて良さそうなナンヨーオボロヅキも侮れない。佐賀のアンバラージュも当日イレ込まなければチャンスあり。

【詳細解説】
 クオリティスタートはヒダカソウカップでの2連覇を含み、マイルで3勝を挙げているが、ベストは連対率6割超えの1800メートルだろう。昨年(3着)以上のデキだし、今年の相手なら実力も見劣らない。地元の利を生かして、連続重賞制覇を狙う。

 ナムラメルシーは前々走のエンプレス杯(JpnII)で2着。JRAの強豪と互角に渡り合った力を素直に評価。前走後はここ目標に調整。最終追い切りでは抜群の動きを披露。仕上げに抜かりはない。地方交流重賞でも牝馬戦なら好勝負必至。

 グランモナハートは、ロジータ記念で初勝利。3歳牝馬限定戦だったとはいえ、重賞を勝つのだから、同馬の力を認めないわけにはいかない。前走は休み明けでダートグレード競走。結果は度外視していい。ひと叩きされてこの相手なら上位の一角へ。

 ナンヨーオボロヅキは3歳時に高知優駿を優勝。南関東に移籍後も重賞の東京シンデレラマイルで差のない競馬をしているし、地力はここでも通用していい。今回も輸送競馬だが、デキ落ちの様子はないし、距離も向くはず。先手を取って粘り込むか。

 アンバラージュは3走前にナンヨーオボロヅキと0秒3差の接戦だったようにこの相手なら力の開きはないはず。ただ、使い詰めのローテーションで前走から中10日の競馬になるし、門別までの輸送がどう出るか。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 1→8 8→1 1→5 5→1 1→6 6→1 1→2