おすすめ注目レース
■2020年10月22日
神無月特別A1A2 3歳以上サラ系3歳以上 別定(園田)
前走と比べプラス要素しかないゼセルが狙い目!
"全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中村 龍海"

A級戦ではあるものの一線級馬は不在で、A2格付けの馬にすらチャンスがある激戦メンバー。前走好走馬に関してもレベルに疑問符が付いたりと過信できず、波乱の目も十分とみて前走ブービーに終わったゼセルの変わり身に期待する。前走は夏負け状態で距離も不向きだった中、直線半ばまで見せ場。夏を越し調整の中身がまるで違う今回は一気に勝ち負けまで持ち込める。キヨマサは勝ち味に遅くとも、園田1400メートル戦に於ける上がりタイムは常に優秀。斤量が一気に軽減される点も当然プラス。タラニスもA1級通用の身で背55キロは恵まれた。ここも手堅くまとめる可能性が高い。中間気配着実良化の中央オープン勝ち馬バイラ、安定度高いコウエイアンカラーにも注意。なお前走好走馬のオニチャンゲキリンはレースレベルが低かったゆえ評価を控える。 

ゼセル…移籍初戦時は夏負けが尾を引いておりデキとしてはまだまだだった段階。しかも集中の持続に課題があるタイプが中距離初経験と、条件自体も合っていなかった。そんな状況下で勝ち馬からコンマ6秒差なら着順を悲観する必要は一切無く、状態面も距離も好転するここで狙わない手はない。JRA2勝クラス勝ちの実績から図れば能力も悠々足りる。 

キヨマサ…佐賀重賞「霧島賞」4勝目は叶わなかったが、高齢の衰え云々よりも酷量59キロが大きく堪えたと見るべき。5走前の地元重賞や2走前に上がり最速をマークしているように、8歳となった今でも園田1400メートル戦なら末脚の切れは衰え知らず。実績的に今回の相手関係での背54キロは大きく恵まれている。 

タラニス…近走はA2単独戦続きだが、近2戦の勝ち馬マリターとタガノラガッツォがともに次走で重賞好走を果たしたように、格付けの印象以上に相手レベルは高かった。今回A1混合戦も相手関係はさほど強化されておらず、むしろ斤量1キロ減で走れるメリットの方が大きい。距離延長も不問でここも堅実に迫る。 

バイラ…これまでの好走はすべて馬体重510キロ以下で、移籍してからの2戦は明らかに太めが残っていた。暑い時期が過ぎたことで中間の調整は質量ともに上昇。馬体も大幅に絞れている可能性が高く、元JRAオープン馬の真価発揮は近い。 

コウエイアンカ…一戦毎に枠内で煩さが出ている点は気懸かりだが、短距離戦に於いて痛い出遅れを喫した前走でも2着まで追い上げたように、走りの質そのものは非常に濃い。アテにしづらくなってきたとはいえ、仮に発馬が五分に決まるようなら上位圏内進出は堅いと見る。 

ラー…兵庫で馬券圏外に敗れたのは僅か一度のみの超堅実型。Aクラス昇級後は少頭数の恩恵も大きかったが、頭数変わりやA1混合にも対応できる柔軟性は持ち合わせている。 



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 11→8 8→11 11→12 12→11 11→1 1→11 11→6 11→7 8→12 12→8
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