おすすめ注目レース
■2021年1月13日
冬芽(とうが)特別A5サラ系一般 定量(名古屋)
YJS3位でひと皮むけた細川智史騎手のパワポケゴールド
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

 転入馬、昇級馬、変わり身期待の面々がそろって的が絞りづらい。行き切ってしまえばサンライトかもしれないが、1600mの大外枠。内に同型もそれなりにいる。キクノピオニールも決して相性のいい距離ではない。ディープミタカはもうひと押しがどうかだし、前走2着とはいえ転入前のものだけにキョウワスピネルオリエンタルポリスも半信半疑だ。もっとも、パワポケゴールドも同じ転入初戦だが、2、3走前にはC3とはいえ大井で連勝している。人気とのバランスから狙って面白いとみたが、果たして。

 パワポケゴールドは笠松時の走り、そして連勝も大井とはいえC3では微妙なところだが、雰囲気は悪くなさそう。狙ってみても? 「編入条件的にあまり分がいいとは言えませんね。一度走りを見てみないと」。

 サンライトは2歳暮れに中央で1勝しながら3歳秋に当地へ。3走目からはそれらしい走りができている。追いかける手か。「間隔を取ってうまく調整できているし、出来は変わりなくいい。1400mの方が向くタイプだが折り合いはつくので、ペースを落とせれば対応できるよ」。

 キクノピオニールは1600m以上ではひと押し欠いていたが、前走で笠松とはいえ初勝利を収めた。波に乗りたい。「中間も順調でいい感じに推移しています。ここでも遜色ないと思いますよ」。

 ディープミタカは勝ち切れなかったとはいえ当初は2着多数。馬券すらなくなって久しいが、もう少しのところまでは来ているので。「掲示板といっても時計が遅かった。あれぐらいは走れるよ。恵まれないとね」。

 キョウワスピネルは少しあいてこの調整過程だと強調とまではいかないが、中央1勝馬だし、金沢時の走りができればここでもとも思う。「転入初戦で間隔があいていますし、馬体にも余裕を感じます。ひと叩きしてからかもしれません」。

 オリエンタルポリスは笠松B級(1102)は3年以上前。その後中央500万(現1勝クラス)で掲示板あり。岩手のクラス、内容からすると微妙だが、決め手は秘めているので。「好調下の移籍だが、当初見込んでいたクラスより上に組まれてしまったのは誤算。力関係は微妙と言わざるをえない」。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 8→11 11→8 8→9 9→8 8→7 7→8 8→4 4→8 8→10 10→8
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