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■2021年3月2日
日本トーター杯(姫路)
ともに前走快勝ワシヅカミとTサザンクロスの一騎打ち!
"ケイバブック 中村 龍海"

 半年以上のブランクをいとも簡単に跳ね除けた(11)ワシヅカミが昇級でも主役。休養前の現級連続2着はいずれも相手が悪かっただけ。まだまだ上を目指せる器で、ひと叩き効果も見込めばまず勝ち負けは堅い。強敵は(4)タマモサザンクロス。移籍初戦では折り合いの難しさを見せながらも不慣れな距離で快勝。中央実績からも距離が短くなるに越したことはなく、斤量増でも更にパフォーマンスが上がる可能性まで秘めている。(10)グランプリワンは末脚堅実型。ペースが流れるほど折り合いも付きやすいため、比較的先行タイプが揃った点も歓迎。(3)ブラックアウトは前走でサザンクロスに完敗も、過去の距離実績を思えば本馬も短縮で化ける余地あり。展開紛れれば(1)アシャカドの強襲、折り合い付けば(5)リヤンドールも圏内へ。

◎(11)ワシヅカミ…今回が再昇級戦。休養前の現級2戦がいずれも2着に敗れているが、3走前の勝ち馬は後に地元重賞連対、2走前の勝ち馬も後に名古屋重賞を制すなどいずれもレベルが高過ぎた。持ち時計からしても今回のメンバー構成なら能力上位は明白で、長期休養明けを叩いた上積みも見込めばまず勝ち負けは堅い。

○(4)タマモサザンクロス…中央在籍時の好走がすべて1200メートル以下だったことからも、未知の領域だった前走距離での3馬身差勝利は非常に価値あるもの。折り合いに苦労するシーンが見られた点からも本質はやはり短距離向き。多少でも距離が短くなるのは好都合で、更なるパフォーマンス上昇まであっても驚けない。

▲(10)グランプリワン…近走で崩れたのは深い内目を通った3走前のみ。前走では強力JRA勢相手にも臆せず好走を果たすなど、メンバーレベルが上がっても相手なりに立ち回れるタイプ。末脚発揮にはスンナリ折り合えるかがカギとなるが、前半から淀みなく流れそうな今回のメンバー構成ならリズムを崩す不安もなさそう。

△(3)ブラックアウト…前走はペースをコントロールできたことも好走要因のひとつだが、前記のタマモと同じく不慣れな距離に対応できた点は収穫。過去の実績から距離短縮は好都合な上、前走がキャリア中の最高馬体重だったことからも絞れれば更に内容は詰まっていい。

△(1)アシャカド…着外に終わった前走でも上がり3ハロンはメンバー中で最速。後方一手だけにアテにはしづらいが、3走前のように展開や馬場が味方すれば一撃あり。

△(5)リヤンドール…折り合い面のムラとともに成績面の乱高下も激しいが、鮮やかだった2走前の勝ち振りからすればA級通用の力は秘める。道中のリズム次第で。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 11→4 4→11 11→10 10→11 11→3 11→1 11→5 4→10 10→4 4→3
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