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■2021年5月13日
第45回 北斗盃(門別)
JBC2歳優駿覇者ラッキードリームが力で捩じ伏せる
ケイバブック 對馬 大樹

【結論】
ホッカイドウ競馬もいよいよ令和3年度の3歳三冠レースが始まる。その一冠目の北斗盃に昨年の牡馬・牝馬の2歳チャンピオンが参戦。例年以上にハイレベルな戦いになるのは確かだ。本命はJBC2歳優駿を優勝して昨年の2歳年度代表馬に輝いた(8)ラッキードリーム。今季初出走のハンデがあっても、調教量を見る限り、仕上げに抜かりはない。ここは王者の力を信頼。2歳女王(6)ソロユニットも好仕上がり。こちらはひと叩きされて上積みが大きそう。門別10割連対の6勝馬。逆転を狙う。重賞2勝の(2)リーチも実力差なし。地力強化目立つ(5)オタクインパクト、マイル適性高い(1)テイクアターンも圏内候補。

【詳細解説】
 ◎(8)ラッキードリームの全日本2歳優駿は出遅れが響いたが、JBC2歳優駿では今年の羽田盃を制したトランセンデンスを破って優勝。ダートグレード競走勝ちの実力馬。今回は休み明けからぶっつけ本番となったが、当初からの予定通りで、仕上げに抜かりはない。ここは2歳王者の地力を信頼。

 ○(6)ソロユニットは新馬戦2着後、5連勝でエーデルワイス賞を制してNARグランプリ2020・2歳最優秀牝馬に輝いた。東京2歳優駿牝馬は休み明けで初遠征。調整の難しさもあり、8着と崩れたが、冬場立て直して今季緒戦をあっさり勝つあたりは立派。強敵牡馬相手でも地元戦なら好勝負期待。

 ▲(2)リーチは昨年、イノセントカップと鎌倉記念の重賞で2連勝。今回はダートグレード競走優勝馬との対戦だが、実力的に見劣ることはない。全日本2歳優駿は12着と崩れたが、オフ期間に立て直し、今季緒戦を好内容でV。門別では4着以下なし。ひと叩きされた効果も大きく、引き続き圏内視。

 △(5)オタクインパクトは今季緒戦を勝ち、通算3勝目をマーク。近4走で3勝しているようにここに来ての地力強化は本物。まだ伸びしろがあるし、重賞でも軽視禁物だろう。

 △(1)テイクアターンは門別の内回りで3戦3連対と相性抜群。川崎に遠征してマイルの川崎若駒オープンで勝利。3歳のトップメンバーが相手でも、距離適性の高さで上位争いへ。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 8→6 6→8 8→2 2→8 8→5 8→1