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■2021年5月21日
エメラルドオープンA1 特別サラ系一般 定量(名古屋)
復権を懸けて カツゲキキトキト
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

 4月ダイヤモンドオープンの上位馬は5歳、4歳。名古屋のオープンも世代交代の波が押し寄せている。が、カツゲキキトキトもまだ8歳。長いブランクを余儀なくされ、その後も決して順調ではないが、底力の一端は垣間見せている。こういう距離で真価を発揮してほしい。前出1、2着タイガーアチーヴナムラマホーホに、4、3着ミラクルシップトリマゴラッキが相手になろう。

◎(4)カツゲキキトキト……勝負どころで手が動いたが、あの位置で続けるのならまだ軽くは扱えない。上積みもそれなりにあるはず。「追い切りも予定通りこなして、この中間も順調な過程。結果は出ていないが、この馬自身の力は出せる態勢にあるよ」。

○(3)タイガーアチーヴ……フレグモーネ明けを使いつつ良化していった結果が前走。引き続き好ムードというのなら追いかける手だ。「コンスタントに使っているし、追い切りは腰に疲れを残さない程度で相手に合わせた。馬体は7、8キロ増えてくれるのが理想かな。いい状態を保てているし、モマれなければ勝ち負けだと思う」。

▲(5)ナムラマホーホ……2走前にオープン勝ちを果たし、前走も2着。3歳2月に転入し(12213)でここまで来た。楽しめそうだ。「前走は1600mの大外枠を思えばよく走っていると思います。着実に力をつけていますし、状態も変わりなくきています」。

△(1)ミラクルシップ……A級上位の安定勢力。堅実な末脚で息の長い活躍だ。叩き3走目の今回は19年2月以来のオープン勝ちを狙う。「使いつつ上向いていますし、距離もいいと思います。レースを作れないので、前の馬にすんなり運ばれると楽ではありません。流れがポイントになりますね」。

×(6)トリマゴラッキ……前走は7頭だけにあの位置でいい。理想はあんな競馬で抜け出すことだが、ここは2、3走前のようなイメージ? 「前走は意識して前付けしたら伸びが案外。でも体調は変わらずいいし、今回は1800mと条件もいい。外へ出すと掛かる恐れがあるので、うまく壁を作っていきたい。あとは村上騎手に任せるよ」。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 4→3 3→4 4→5 5→4 3→5 5→3 4→1 1→4 4→6 6→4
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