おすすめ注目レース
■2021年7月20日
かんむり座特別B1サラ系一般 定量(名古屋)
ひとり旅だ ツルマルオーソ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

 全馬前走勝ちでよりどりみどりだが、そんな中でも底を見せていないブルーヘスターグットクルサマーツルマルオーソが一歩リードの様相。破壊力ではブルー、底知れぬ感ならグットだが、いずれも後ろからになりそうで、馬群をさばく手間がかかる。大外枠に入ったが、逆に問答無用で行き切れるとみて、ツルマルから入りたい。この3頭で収まっても不思議ないが、どれかが走らなかった場合はビオロンスコッツが繰り上がる。もう一頭、押さえるならペイシャバレー

◎(10)ツルマルオーソ……当地に来て破竹の4連勝。まさに素質が名古屋で開花といった感じだ。逃げるだけの馬でもないが、この顔ぶれなら行けそうなので。「5連勝を目指したいところですが、さすがに条件もアップして骨っぽい顔ぶれになってきましたねえ。自身の出来に変動はないのですが、ここは試金石でしょう」。

○(4)グットクルサマー……発馬で後手を踏んでヒヤッとしたが、終わってみれば楽勝。さすがは中央1勝馬といったところ。特別でも。「出遅れましたがうまくリカバリーして、期待通りの勝ちっぷりでしたね。ただ、若干夏バテ気味。そのあたりの影響がなければ」。

▲(1)ブルーヘスターは……C-1特別3着は慎重に乗りすぎたし、上位2頭もなかなかの器だった。平場3勝は圧倒的。B-1だがヒケ目はない。「前走は早めの追撃からひとマクりで決める強い内容。なかなかの決め手を秘めた馬だね。3走前に敗れた馬はいるが、今度はやり返したいと思っているよ」。

△(9)ビオロンスコッツ……ゲート不安はあるが、それを補って余りある脚力の持ち主。時計が速くならなければB-1特別でも。「特別での力関係ですね。あまりスタートがうまいほうではないので、発馬を決めることが条件になるでしょう」。

×(8)ペイシャバレー……テンに行けず後方からになったが、長く脚を使って差し切った。特別でどうかも上がりがかかる競馬なら。「前走は前がやり合って展開がハマったが、敗戦を糧に修正するあたりセンスのある馬だと思う。一気の条件強化で楽ではないが、今後につながる内容を期待したい」。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 10→4 4→10 10→1 1→10 4→1 1→4 10→9 10→8
 初心者にオススメ!AI予想