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■2021年12月1日
近江米特別(園田)
エストラードが惜敗に終止符を打つ
"ケイバブック 宮垣 優"

 水曜日のメインレースはB1クラスの1400m戦。9頭と少々少ない頭数だが、上位は混戦模様。本命は(4)エストラード。包まれて追えなかった3走前以外はシッカリとした脚を使えている。特にここ2走は安定している。強力な相手がいないここなら転入後初勝利も見えてくるだろう。相手候補はこちらも安定感のある(8)ラフェリシテと南関東から転入初戦の(9)イコライザーの2頭。他には確実に終いは伸びてくる(3)イッチョウと内に潜り込めば怖い(6)カリテスグレースが続く。

◎ (4)エストラード…今回が南関東から転入4戦目。3走前は勝負どころで内で包まれてしまい追い出すタイミングが完全に遅れてしまった。それ以外はシッカリとした末脚を使っている。この中間の調整もいたって順調で最終追い切りでは軽快な動きを披露していた。4走前と2走前はステラモナーク、前走はアカリンと相手が強かったが、今回はそのような強力馬がいないので勝ちきれるチャンス。

〇 (8)ラフェリシテ…兵庫に転入後は常に堅実に走っており、近掲示板を外したのは折り合いを欠いてしまった2走前だけ。先行する競馬もできるが、そうすれば終いが甘くなってしまう印象なので現状はジックリ構えて終いにかける競馬の方が良さそう。吉村騎手が連続で騎乗する点も魅力。スムーズに立ち回れば上位争いは必至だろう。

▲ (9)イコライザー…今回が南関東から転入初戦。成績もなかなかいいし、先行力がある点も魅力的。能検では動き、時計とも上々だった。調教では少し気難しい印象があるが、大外枠に入ったので心配は無さそう。同型馬がいないし、スンナリ先手を奪えそうなメンバー構成もこの馬にとって好材料。いきなり勝ち負けになってもおかしくない。

△ (3)イッチョウ…脚質的に展開に左右されやすく、その影響で成績にムラがある馬だが、いつもこの馬なりに脚を使っている。好走をしてもなかなか人気をしない点も穴党からすれば嬉しい点だろう。上手く展開がハマれば一発あってもおかしくない。

△ (6)カリテスグレース…過去には兵庫クイーンカップ3着や園田金盃5着など重賞でも好走実績のある馬。正直言ってこのクラスでは楽に勝ち負けしないといけない存在の馬なのだが、9歳と衰えは隠しきれない感じ。それでもこのクラスでは再三好勝負をしてきているし、能力的には上位。ここ2走の走りが案外ではあるが、少頭数は好材料だし、内に上手く潜り込むことができれば巻き返しがありそう。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 4→8 8→4 4→9 9→4 4→3 4→6
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