おすすめ注目レース
■2021年12月24日
スイセン特別A2サラ系一般 定量(名古屋)
3歳の牝馬でも ディンゴ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

 2021年名古屋最後の注目レースは古馬と走るようになっても互角以上の3歳ディンゴに期待。控える競馬もすっかり板につき、しかもなかなかの勝ちっぷり。このメンバーでも楽しみが勝る。僚馬キンイロノツバサは前走案外も敗因はそれなりにあったとか。岡部騎手はディンゴに乗ったが、テン乗りは気にならない馬だけにまだ追う手。以下、この距離でもサウンドテーブル、逃げれば(7011)のコマジオウ、好調ネイビーフラッグ、充実トミケンプラセールらも虎視眈々とチャンスをうかがう。

◎(6)ディンゴ…逃げた馬をとらえられなかった前走だが、馬場もあろう。岡部騎手はこの馬に乗ったしここも馬券は外さないとみた。「前走は逃げ有利の馬場で勝ち馬にうまくやられました。地力を強化していますが、2組ともなると楽ではありませんからねえ」。

○(9)キンイロノツバサ…前走はゲート内でアクシデントがあったとか。堅実タイプゆえ本来ならあんなことはないはずで、交流戦2着の実績からも巻き返しに注意したい。「前走はゲートで脚をぶつけたようで、本来の走りができませんでした。その点で見直しは利きますが、このクラスまで来ると展開や相手次第になりますね」。

▲(1)サウンドテーブル…中央時、1勝クラスで善戦していただけはありそうだ。当地1400mはいずれも4着だが、今度は違うはず。「やはりゆったりと先行できるぶん、前走のような距離が合う感じですね。依然として出来は良好なので、前付けできれば大崩れしないと思います」。

△(7)コマジオウ…3角手前で脱落したかに見えたが、直線内からもうひと伸び。あんな競馬もできるならだが、ここは行き切れそうだ。それならもっと強い!? 「ハナを叩かれたし3角で被されたが、直線でしぶとく盛り返したからね。ただ、2組まで上がるとしんどい感じもする」。

×(3)ネイビーフラッグ…A級へ上がって2年近くになるが、今が一番いい感じかもしれない。距離不足でも今の出来なら。「寒くなって調子を上げているし馬体もいい意味で引き締まってきた。距離はもう少し欲しいが、展開次第では」。

×(2)トミケンプラセール…今年初めにC級へ転入。当初の感じからすると10月以降の(1)(1)(1)(5)(1)着はなかなかだ。覚醒したとなれば!? 「軌道修正できたね。ただ、馬場が重たくなって時計を要したのがプラスに出た。速い時計がないので、同じような状況を望みたい」。



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馬単 6→9 9→6 6→1 1→6 6→7 7→6 6→3 3→6 6→2 2→6
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