【JRA馬評価】
☆ラプタス…ドロンコ馬場で明らかに先行馬有利だったが、2年前のこのレースの覇者。その後は名古屋かきつばた記念連覇&佐賀サマーチャンピオン制覇。前走兵庫ゴールドトロフィーは勝ち馬が強すぎただけ。
☆ヘリオス…3歳冬のダート戦へ鞍替えタイミングがバッチリ合ったようで順調に地力強化。遂に前走はGIII根岸S2着。勝ったのは兵庫GTを制したテイエムサウスダン。同馬を物差しから対ラプタスとは五分。
☆サクセスエナジー…3年前の覇者。3番手から早め先頭、頭差凌いで巧者ぶり発揮だった。昨年は大井東京盃1勝のみに終わるもレコード決着のJBC金沢でも前半しぶとく踏ん張った。8歳とはいえ衰えなし。
☆トーラスジェミニ…リステッド競走2勝と七夕賞2番手からの押し切り。ただ、それ以降がメンバー強化に戸惑い気味。そんな経緯もあってか今回ダート戦に矛先を変えてきた。どっちに転ぶかまったく未知数。
【地方他場馬評価】
☆イグナイター…多少煽り気味、多少張り気味でも平常心を取り戻してからはストレートに能力発揮、最終的には7馬身差を付けて前哨戦圧勝。2走前、兵庫GTはラプタスから0秒2差大健闘。大金星狙える器。
☆グレートコマンダー…過去3度の重賞チャレンジは牝馬限定川崎エンプレス杯。その意欲は認めるが、結果はいずれも後方いいところなし。
☆ナラ…それなりに名を知らしめたのは2~3歳時前半。重賞挑戦はどの馬よりも多いが、肝心の結果の方が…。
☆メイショウオオゼキ…JRA新馬勝ち、兵庫県籍時には重賞の常連、もう少しでタイトルに手の届く走りをしていたが、それも今や昔の話。
【地元馬評価】
☆サンライズナイト…JRA3勝馬。7歳馬でも体は若いし、レースも上手。ただ、2走前がダノングッドに完敗、更に相手強化では厳しい。
☆ダノングッド…昨年、地方交流重賞3勝。今年に入っても新設の佐賀ゴールドスプリント圧勝と地元の雄は充実一途。馬場を貸すだけでは終わらない。
☆モズヘラクレス…一昨年、地元6連勝も転出先の南関東では2着3回で兵庫では3着一度だけ。ホームの利はあっても戦績上、苦戦は否めぬ。
【最終判断】
背57キロとなってラプタスのV濃厚だろう。唯一気になるのはゲート、どちらかというとあまり落ち着きがない。前走でも一瞬、カラ足を踏みかけた。とにかくスタートだけ。対抗にはヘリオス、まだまだ進化しそうな感、前走を素直に評価。前哨戦圧勝イグナイターは2走前ラプタスとは0秒2差、ただ当時は52キロ。今回56キロとなってどこまで食い下がれるかだが、体調万全。大仕事をやってのけても不思議なし。地元ダノングッドはどこまで地の利を生かせるか、前崩れにでもなるようなら見せ場以上は可能だろうが…。
◎(6)ラプタス
〇(11)ヘリオス
▲(3)イグナイター
×(1)ダノングッド
×(5)サクセスエナジー
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
馬単 6→11 6→3 6→1 6→5 11→6 3→6