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陽春特別(園田)

波乱含みのメンバー構成
"ケイバブック　宮垣 優"

　火曜日のメインレースはB1クラスの1400ｍ戦。上位は拮抗状態で波乱含みの一戦になりそうだ。本命は(３)ダイヤモンドリリー。前走は最後までしぶとい粘りを発揮していた。今回も同じような逃げができれば粘り込めるだろう。相手候補は安定感抜群の(４)ハギノアグレッシブと実績は上位に入る(９)マブイーグルの２頭。他には馬体が絞れれば変わり身がありそうな(１)タガノグランサムや長期休養明けの(６)ツムタイザンなどが続く。

◎　(３)ダイヤモンドリリー…前走は少頭数で楽に単騎の逃げができたこともあるが、最後までしっかりと粘れていた点は上々だった。今回は同型馬との兼ね合いがカギになってくるが、今回は前回のような強力馬がいないので逃げが決まれば粘り込むことができるだろう。

〇　(４)ハギノアグレッシブ…兵庫に転入後掲示板を外したのは４走前の一度だけと安定感は抜群。その時もスローペースの中最後までよく詰めていた。現状では1400ｍ戦のほうがより一層安定している。なかなか勝ちきれない点がネックではあるが大きく崩れることはないだろう。

▲　(９)マブイーグル…以前は準オープンクラスで勝ち経験があるなど実績面では上位に入る馬。休み明け後の２戦が大きく負けているので大きな変わり身は考えづらいが、キッカケさえ掴めれば前進してきてもおかしくない存在。

△　(１)タガノグランサム…休み明け後はなかなかこの馬本来の走りができていない状況。おそらく要因はなかなか馬体が絞れないことだろう。前走でもある程度は絞れていたが、理想は休み前の時のような490キロ台。中間の追い切り時計も上々なのでもっと絞れればあっさり勝ち負けできるだろう。

△　(６)ツムタイザン…兵庫若駒賞、園田ジュニアカップと重賞２勝。その時一緒に走っていた馬たちがのちに重賞を制すなど世代の中ではトップの馬。ただ、今回は屈腱炎で約１年３か月以上の休み明け。能力で押し切る可能性もあるが、まずはひと叩きが理想だろう。

※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 3→4 4→3 3→9 9→3 3→1 1→3 3→6