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チャレンジ（１）２歳 ・オープンサラ系２歳 別定(笠松)

メイクストームとビリーヴィンの素質はほぼ互角。距離経験あるぶん前者を中心視
"全国公営競馬専門紙協会　競馬エース　竹中嘉康"

　今日のメインは２歳オープンのＪＲＡ認定・チャレンジ（１）。今年初の２歳ＪＲＡ認定競走で笠松デビュー馬の現時点ナンバーワンを決める位置づけになるが、中心にはメイクストームを推す。初戦の勝ちっぷりには並々ならぬ潜在能力を感じた。前走は初距離、ゲート内で待たされた上、後続にマークされて４着に甘んじたが、距離になれさえすればあんなことはないはず。すかさず軌道修正するとみた。ビリーヴィンも新馬戦の勝ちっぷりが良かった１頭。その後は無理せずじっくり休んで成長を促されており、極端な太め残りさえなければ久々、初距離のハンデは克服できる素質は持っている。１４００ｍになってから連続で２着のボルドーユニコーン、時計は地味ながらも６月にこの距離で勝っているロッソも距離実績では優位性があり、展開ひとつで上位争いに顔を出してきそう。穴は距離２走目で粘りがアップする可能性があるツミキヒトツ。

◎(３)メイクストーム　前走は他馬がゲート入りに手こずり、長時間待たされたし、２番手からずっと圧力をかけられる展開。初距離だったことを考えると度外視できる。デビュー戦の勝ちっぷりからも潜在能力が高いことは間違いなく、距離２走目で変わり身必至だ。

○(６)ビリーヴィン　デビュー前から評判の高かった１頭で、初戦も文句なしの勝ちっぷり。挫跖でひと息入った格好になるが、無理せずここまでじっくり調整された点に好感が持てる。成長分もあって多少太く見えなくもないが、先週、今週の追い切り内容なら初戦からやれそう。

▲(５)ボルドーユニコーン　小柄な牝馬でスケール感こそないものの、距離が延びてからはしぶとく追い上げる根性を見せて連続連対中。前述２頭より距離実績で優位性があるだけにここも目が離せない。

△(８)ロッソ　１分34秒７と時計は地味だが、初の１４００ｍで後方から差し切った脚は評価できる。上位勢とはスピード面でやや劣勢だが、少し展開が向いてくれれば馬券圏内に顔を出せる。

×(４)ツミキヒトツ　初距離となった前走は直線で止まってしまったが、展開がキツかったのも確か。今回も楽な相手ではないが、距離に２走目で粘り強さがグンと増す可能性はあり、前残りを一考したい。 

※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 3→6 6→3 3→5 6→5 3→8 6→8 3→4 6→4