おすすめ注目レース
■2022年10月24日
秋晴(あきばれ)特別A5サラ系一般 定量(名古屋)
名誉挽回 ゲットオン
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 尾原友和"

 初日のメインはA5組で行われる秋晴特別。前走で連対を果たした馬は1頭のみと各陣営ここで復調の足掛かりをつかみたい心境だろう。中でも注目は叩き2走目のゲットオン。復帰初戦はスローの上がり勝負で仕掛けてすぐに反応できず10着に甘んじたが、やはり5カ月ぶりで実戦勘の問題があったか。直線ではバテずに来ていただけに、今春5月にA3組勝ちの実績を尊重すべき。前走B1組とはいえ距離不足をおして2着と地力の一端を示したカミルレも長欠明けを慎重に使いつつ、秋めいてそろそろ本領発揮の趣。舞台設定からして今回あたりが絶好の狙い目か。体調面で着実に上昇カーブを描くのはルビーロマン。前述のカミルレには1馬身差及ばなかったが、短距離戦で気合を入れられて追走が楽になれば長打の期待が高まるというもの。展開面で良さそうなのはヴェル。同型ビックバレリーナが前走の反省を踏まえ番手でためを利かせる競馬を選択すれば、得意の1500でスイスイ逃げれば簡単に止まらない。変わり身という観点ではトーホウエンジェルエッグベネディクト。ともに好相性の主戦に戻って持てる力を存分に発揮すれば上位争いに顔を覗かせても何ら不思議はない。

◎(10)ゲットオン…太め感のない仕上がりだったが仕掛けてからの反応にブランクの影響が感じられた。この中間は反動なく時計になるケイコを消化。叩いた上積みは少なくないはず。先行勢が牽制し合えば自らハナに行く手もあり、好勝負必至とみる。

○(12)カミルレ…2100→920mと一気の距離短縮にもうまく対応して地力の高さを示した。昨秋にA2組勝ちの実力馬が再浮上の契機をつかんだとあれば注目せざるを得まい。10~11月に(3121)と好成績のデータも後押し。追い比べの展開なら怖い。

▲(11)ルビーロマン…暑い盛りは見所のないレースを重ねたが、秋めいて一戦ごとに気配が上向いてきた。理想は1700mだが、前走920m戦で気合を注入できたし、追走の面でいい方に働きそう。差しの利く展開になれば息の長い末脚が生かせるはずだ。

△(7)ヴェル…A級復帰の前走は後方待機策で6着。2→5組に下がり、今回のメンバー構成なら一転した積極策に出てきそう。同型ビックバレリーナとの兼ね合いは付きそうなだけに、前半ゆったり入れば簡単にバテない。押し切りまであって驚けぬ。

×(5)トーホウエンジェル…A級昇格後は9→6→6着と振るわないが、初戦は出遅れ、ここ2走はブリンカーを外して臨んだのが影響したか。好相性の宮下騎手に戻るし、ブリンカー着用の元の装備にも戻すと聞く。4走前の内容なら通用していい。

×(4)エッグベネディクト…前走はひとマクりで4角では勝ったかの場面も直線失速して7着まで。気を抜いてしまった様子で、テン乗りでは難しい面があったか。今度は癖を熟知する加藤利騎手に戻るし、1500mに短縮するのも好都合。見せ場以上も。 



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 10→12 12→10 10→11 11→10 10→7 7→10 10→5 10→4
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