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■2023年5月7日
第4回 利家盃【百万石賞トライアル】4歳以上サラ系一般 別定(金沢)
軌道に乗った実績馬が躍動!トランスナショナル
"競馬カナザワ 大井 明洋"

春の大一番・百万石賞のトライアルとして新設された後は、3年連続で人気馬による平穏な決着。今年も50周年記念1・2着馬と前回2組圧勝馬が現状の走力でリードしており、波乱の余地は少なそうに思える。展開的にも難なく逃げられそうな女王ハクサンアマゾネスが有利は間違いないが、未対戦の元中央オープン馬トランスナショナルの逆転に期待したい。1800~2100mで中央オープン入着。その走りさえ取り戻せば上回って何ら不思議ない実力。前走の時計・内容は女王と比べても遜色ないレベル、相手と展開の違いにさえ動じなければ。もちろんハクサンアマゾネスも崩れる要素はない。中間も不安ない調整ぶりでもある。前走50周年記念2着で距離にもメド立ったエムティアンジェも更に上昇ムード。その上積み度合、距離・ペース慣れや展開の違いで快走も十分。以下で割り込みがあるなら手探りの前走を叩いて上積みがあった時のエイシンガネーシャだが…。馬券は◎→〇=▲の買い目を厚めの3連単3頭ボックス6点で良さそうだ。

◎は(2)トランスナショナル。笠松遠征、距離不足の1400mと転入後2戦は案外な結果だったが、感触が上向いて2組の適距離だった前走は元中央オープン馬らしい強い内容。2コーナーからゴーサインを出して交わし切った後の直線もある程度追ったのは重賞で更に強敵と対戦を見据えてのもの。そこから中1週でも攻めて臨めるし、そもそもこの馬が調子を取り戻せば金沢の頂点に立って当然くらいの実力。得意とは言えない雨馬場になった時がどうなるかだけ。

〇は(5)ハクサンアマゾネス。開幕戦1400mこそ短距離向きのオヌシナニモノに屈したが、距離が延びて先手を奪った前走・50周年記念は健在の強さ。今季は馬体維持に苦労することもなく中間も十分な追い切り消化、この顔ぶれなら再度難なく逃げが打てそう。未対戦トランスナショナルの動向が展開も含めどうかだけで、崩れる要素は限りなく少ない。

▲は(8)エムティアンジェ。前走でハクサンアマゾネスに完敗を喫したとはいえ初距離で相手に主導権を握られたもの。十分にメドは立った2着確保と言える。その後もう一段パワーアップした感触に映るし、更に走力を上げる可能性すらある。上昇度+もう1頭有力馬参戦する展開の違いで、快走十分。

△は(3)エイシンガネーシャ。昨年1月の園田1870m・新春賞2着、船橋での前々走2着など、実績的に当地長距離重賞でも楽しみな存在。前走が負けすぎで評価は難しくなったが、手探りの仕上げ。中1週・攻め強化・距離延長で変身あり得る。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 2→5 2→8 5→2 8→2 2→3
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