おすすめ注目レース
■2024年5月3日
第63回 駿蹄賞(SP1)3歳 オープンサラ系3歳 別定(名古屋)
万全! フークピグマリオン
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 岡村秀和"

 東海3歳三冠レースの初戦になる駿蹄賞。今回に備えて各馬、仕上がりは順調のようだ。レベルの高い一戦になるのは間違いないし、この先に控える東海ダービー改め、東海優駿に向けても興味深いレースになるだろう。中でも注目はフークピグマリオン。前走は新設重賞・ネクストスター中日本を勝利して世代ナンバー1に踊り出たといっていい。そして、今回に向けて入念な仕上げを施されて、最終追い切りで抜群の動きを披露。使いつつの馬体増が示すように、まだ強くなる余地を残す好素材。距離延長も相対的に有利に作用しそうだ。これに対抗するのはスティールアクター。その(7)が勝ったネクストスター中日本を熱発で取り消して決して順調だったとは言えないが、時間をかけて乗り込んできたし、本数も重ねてきた。実力さえ出し切ってしまえば(7)との力量差はほぼない。当日の気配を注視したい。割って入るならミトノウォリアーとなるだろう。直前は僚馬(6)との併せ馬で力強く先着して仕上がりの良さをアピール。最内枠なら出て行きそうで、道中のラップ次第ではアッと言わせるシーンも。これらに続きたいのはサンデーロウリュウだが、これまでのレース結果から上記馬たちとの勝負付けは終わっているフシも…。上位進出には何かと恵まれることが条件だろう。一発ならエスメラルドエクラとベアサクシード。ともに大きな伸びしろを秘める素質馬で、距離2000mにも適性がありそう。勝つまではどうかも、3着程度ならあっても驚けないか。

◎(7)フークピグマリオン…道営でデビューして4戦1勝。昨年10月に名古屋に転入して2、1、4着。なかなか波に乗れなかったが、繰り上がりで出走した重賞・ゴールドウィング賞を勝利。その後は重賞路線を歩んで、前走では新設重賞・ネクストスター中日本を制して世代ナンバー1に。今回に向けて仕上がりは万全で、主役は譲れないところだ。

○(6)スティールアクター…道営デビュー戦の認定競走を勝利。オープンでも差の競馬をしていたが、昨年12月に名古屋へ籍を移すと力の違いを見せて条件戦を3連勝。重賞初挑戦の新春ペガサスCは3着だったが、その後は重賞を連破。ここでも期待感が高まるが、出走予定のネクストスター中日本を熱発で回避。回復具合が気になる。

▲(1)ミトノウォリアー…当地デビューの生え抜き馬。楽に新馬戦を勝ち上がると、4戦目で認定競走も勝利。そして、昨年11月の中央交流重賞・兵庫ジュニアグランプリに果敢に挑んで差のない5着と奮闘するではないか。その後は地元の重賞戦線を歩んで勝ち星を重ねてきた。ここも好勝負は必至と見るべきだろう。

△(5)サンデーロウリュウ…門別デビューも5戦して勝ち上がれず。昨年9月に名古屋へ移籍し、コツコツと賞金を重ねて、今年1月に初オープン勝ち。その後も大崩れすることなく駆けているが、世代トップクラスとの差はかなり感じる。ここで馬券になるためには大きく恵まれないと?

×(2)エスメラルドエクラ…門別で10戦1勝も、籍を移した川崎で2戦2勝。まだ大きな伸びしろを秘める素質馬との評価でいいだろう。ただ、まだ良くなる余地を残す段階だし、当地では2戦して未勝利。ここは相手がそろっているので…。

×(11)ベアサクシード…中央デビューも3戦未勝利で名古屋へ。転入戦を勝ち上がり、3歳1組を2勝。ただ、3走前の重賞挑戦で大敗してしまった。距離延長はいいだろうが、ここで強気なことは言えないか。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 7→6 7→1 7→5 7→2 7→11 6→7 1→7
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