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■2024年7月2日
おりひめ特別B1 牝馬(a)サラ系一般 別定(笠松)
距離短縮は好都合 レッドコーラルが1枠から一気に逃げ切るか
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 竹中嘉康"

 今日のメインはB-1組の牝馬限定戦・おりひめ特別。牝馬限定であり、時計的にも抜けた馬がおらずひと波乱あっても不思議ないメンバー構成になった。中心には転入初戦を鮮やかに逃げ切ったレッドコーラルを推す。C-4組から大幅にクラスが上がる形にはなるが、幸い、牝馬限定のぶん大きな壁はなさそう。大井での実績や前走のスピードからみて、1400mに距離が短縮したのもプラスだ。堅実味を重視するならヨーコマイラヴ。6走前に勝って以降はやや勝ち味に薄くなっているが、どんな展開でもジワジワと脚を伸ばして見せ場を作り続けているし、1400mでは16走して最悪でも4着と安定感は抜群。前走のA-4組から相手弱化の形になるのがホヲユイットウ。ここ3走は3→3→5着とあと一歩の詰めに甘さを感じるようになったが、直前の気配を見る限り調子落ちはなさそう。相手関係が手ごろになったここは変化を求めたい。さらに堅実な末脚が光るシャンドゥルン、前走の勝ちっぷりが鮮やかだったバークエムカツノナインズもいて上位争いは混沌としている。

◎(1)レッドコーラル 転入初戦の前走はC-4組とはいえ、期待通りのスピードを駆使して一気の逃げ切り。1分42秒2の勝ち時計ならB-1組に上がっても十分に通用するはず。道中は掛かり気味で今後は折り合いが課題になりそうだが、そんなタイプだけに距離が1400mに短縮されたのはプラス。ハナに立てれば連勝の目もあろう。

○(7)ヨーコマイラヴ 転入以来(9・5・1・5)と安定した成績を誇っているが、1400mでは16戦8勝、2着5回、3着1回。2度の着外はいずれも4着とさらに堅実味が増す。3走前のこのクラスで5着だったが、当時は1600m。距離短縮、牝馬限定のここなら上位争い必至とみる。

▲(10)ホヲユイットウ 昨年6月にこのクラス2着の後、中央へ転出。1勝クラスでは壁に跳ね返されたが、4走前に笠松再転入後は1勝、その他の3走も掲示板にまとめる堅実味を発揮。前走のA-4組から降級、しかも牝馬限定戦と相手関係にも恵まれおり、一気の差し切りがあっても驚けない。

△(8)シャンドゥルン 比較的、気配よく見せるタイプではあるが、コンスタントに使われている割にこの中間も元気一杯に調教を消化している姿に好感が持てる。追い込み一手ではあるが、その末脚は堅実で大崩れの心配が少ない。先行勢がやり合いそうな顔ぶれでもありマークが必要だ。

×(2)バークエム 転入時はC-19組だったが、自在なレース運びで10戦4勝、すべて掲示板でまとめるという堅実を見せてここまで出世してきた。今回はB-10組からの相手強化になるが、前走で1分29秒3と自己ベストを更新と堅実味のみならず勢いも十分。極端にモマれなければ好勝負できるとみた。

×(5)カツノナインズ 前走は勝ちっぷり、時計とも優秀で牝馬限定なら1組に上がっても通用する。全7勝のうち逃げ切りが5回。同型との兼ね合いがカギになるが、モマれなければ外の好位でも辛抱はきくだけに残り目十分。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 1→7 1→10 1→8 1→2 1→5 7→1 10→1 8→1
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